出版社内容情報
地球規模で進行しつつある森林破壊の現状を実地に見聞し,森と人間とのかかわりの歴史を振り返りながら,森と人とが共存してきた日本の伝統的自然観を見なおす。
内容説明
地球規模で進行しつつある森林破壊の現状を実地に見聞し、森と人間とのかかわりの歴史を振り返りながら、森と人が共存してきた日本の伝統的自然観を見なおし、未来へ伝えるべきことを提言する。森林生態学の第一人者による最新の論考。
目次
1 海外森林の旅(熱帯雨林にて;タイの森林 ほか)
2 森林・生態学・林業(森林と林業を考える;環境問題と開発 ほか)
3 森林・環境・樹木(ブナ林の保続を考える;京都の緑のなかの糺の森 ほか)
4 割箸をなくせば森林を救えるか(講演録)