出版社内容情報
蜘蛛、馬、犬、獅子、ネズミ、そしてペガサスやセイレン……。テキストに登場する動物やキマイラたちの寓話と、たくさんの美しいイラストを通じて、スピノザ哲学の核心をみごとに解説する全30話の入門書! 無限の力である〈神=自然〉の外には何もないスピノザ的宇宙にあって、人間とはどんな生き物なのか? 迷える人びとに知的幸福をもたらしてくれる、哲学の不思議な動物園へようこそ。
内容説明
蜘蛛、馬、獅子、ネズミ、そしてペガサスやセイレン…。テキストに登場する動物やキマイラたちの寓話と、たくさんの美しいイラストを通じて、スピノザ哲学の核心にいざなう全30話の入門書。
目次
蜘蛛
二匹の犬
人間、ロバ、象
血のなかにいる虫
海の魚
天使とネズミ
翼のある馬の観念
キマイラ
驚き
痕跡〔ほか〕
著者等紹介
シュアミ,アリエル[シュアミ,アリエル] [Suhamy,Ariel]
ノルマリアンで、哲学教員資格者ならびに哲学博士。学位論文『スピノザにおける善のコミュニケーション』(ガルニエ)のほかに、スピノザに関する数本のエッセーと論文の著者
ダヴァル,アリア[ダヴァル,アリア] [Daval,Alia]
ニース国立芸術高等学院卒。科学画家として長年先史研究所に勤務。2002年からマルチメディア集団セルヴォヴァルヴの一員。『スピノザと動物たち』は初めての著作
大津真作[オオツシンサク]
1945年大阪府生まれ。西欧社会思想史専攻。甲南大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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