叢書・ウニベルシタス<br> オマージュの試み (新装版)

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叢書・ウニベルシタス
オマージュの試み (新装版)

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  • サイズ 46判/ページ数 149p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588140617
  • NDC分類 139
  • Cコード C1398

出版社内容情報

エリアーデ、カイヨワ、ベケット、ボルヘスなど、同時代人たちの肖像を、その思想を生きている生ま身の存在として描き、その風貌を友情と愛惜をこめて語る。さらには、ヴァレリーから、フィッツジェラルドの『壊れる』までも論じて、〈窮極的なるものへの情熱〉への共感をつづる。

内容説明

宿命への愛惜、運命愛への共感。ベケット、ボルヘス、ミショー、エリアーデ、カイヨワなど同時代人たち、さらにはヴァレリーやフィッツジェラルド、そして自分自身を、言葉とともに思想を生きる生身の存在として、その“肖像”を描き出す。

目次

ポール・ヴァレリー―完璧の災い
ガブリエル・マルセル―ある哲学者の肖像
ベケット―何度かの出会い
サン=ジョン・ペルス
ミルチア・エリアーデ
カイヨワ―鉱物の魅惑
ミショー―窮極的なるものへの情熱
バンジャマン・フォンダーヌ―ローラン街六番地
ボルヘス―フェルナンド・サヴァテルへの手紙
マリーア・ザンブラーノ―決定的現存
ヴァイニンガー―ジャック・ル・リデールへの手紙
フィッツジェラルド―一アメリカ人作家のパスカル的経験
グイード・チェロネッティ―肉体の地獄
この世の女(ひと)ならず…
告白摘録
旧著再読

著者等紹介

シオラン,E.M.[シオラン,E.M.] [Cioran,E.M.]
1911年、ルーマニアに生まれる。1931年、ブカレスト大学文学部卒業。哲学教授資格を取得後、1937年、パリに留学。以後パリに定住してフランス語で著作を発表。孤独な無国籍者(自称「穴居人」)として、イデオロギーや教養で正当化された文明の虚妄と幻想を徹底的に告発し、人間存在の深奥から、ラディカルな懐疑思想を断章のかたちで展開する。『歴史とユートピア』でコンバ賞受賞。1995年6月20日死去

金井裕[カナイユウ]
1934年、東京に生まれる。京都大学仏文科卒。訳書:シオラン『カイエ1957‐1972』(第44回日本翻訳文化賞、第13回日仏翻訳文学賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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袖崎いたる

4
あれ、初めてシオラン読んだな、これ。ベケットについての言及があってチェック。ベケットのことを非人間的と呼んでおる。はは。ベケットが味方や敵を非難したことはなかった、と思想的に語ってはいるけど、ウソコケ、暴言多かったやろ。でもそういうふうに語れる理由もわかる。シオランはベケットの誰かを非難しないという態度を優越の一形式だと語っていて、なるほどな。これはエゴイストであることでもある。それと「前置詞の形而上学的貧困」ってボキャは強いな。現実の上位審級にあたる文学を予感させて、好き。2021/10/14

Go Extreme

3
ポール・ヴァレリー─完璧の災い ガブリエル・マルセル─ある哲学者の肖像 ベケット─何度かの出会い サン゠ジョン・ペルス ミルチア・エリアーデ カイヨワ─鉱物の魅惑 ミショー─窮極的なるものへの情熱 パンジャマン・フォンダーヌ─ローラン街六番地 ボルヘス─フェルダンド・サヴァテルへの手紙 マリーア・ザンブラーノ─決定的現存 ヴァイニンガー─ジャック・ル・リデールへの手紙 フィッツジェラルド─一アメリカ人作家のパスカル的経験 グイード・チェロネッティ─肉体の地獄 この世の女ならず… 旧著再読2021/11/08

んぬ

0
ベケットとフィッツジェラルドが目当てで読んだ。シオランの文章は豊かだけれど、それでいて率直なのですっと心に入ってくる。知らない人も多かったけど面白い読み物だった。2021/11/30

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