あなたがたに話す私はモンスター―精神分析アカデミーへの報告

個数:

あなたがたに話す私はモンスター―精神分析アカデミーへの報告

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月19日 17時28分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B40判/ページ数 142p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784588130342
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C1010

出版社内容情報

2019年11月パリ、〈フロイトの大義〉学派の国際会議日に、3500人の精神分析家らの前で行われ、聴衆に激震をもたらした講演の全文。精神分析や医学的な知は、性的マイノリティを病者・異常者扱いしてきた旧来の異性愛中心的規範や、家父長制・植民地主義にもとづく性の科学を自己批判し、多様性に開かれた未来へと生まれ変わることができるのか? 学問とジェンダーをめぐるラディカルな問題提起!

内容説明

2019年11月パリ、“フロイトの大義”学派の国際会議日に、3500人の精神分析家らの前で行われ、聴衆に激震をもたらした講演の全文。精神分析や医学的な知は、性的マイノリティを病者・異常者として扱ってきた旧来の異性愛中心的規範や、家父長制・植民地主義にもとづく性の科学を自己批判し、多様性に開かれた未来へと生まれ変わることができるのか?学問とジェンダーをめぐるラディカルな問題提起。

著者等紹介

プレシアド,ポール・B.[プレシアド,ポールB.] [Preciado,Paul B.]
1970年生まれ。スペインのブルゴス出身の哲学者。トランス・クィア活動家、キュレーター。ニューヨークのニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチでジャック・デリダとアグネス・ヘラーに師事した後、プリンストン大学建築学科で博士号を取得。早くからトランスを自覚していたが、30代半ばからテストステロンを用い、外科手術をともなわない「緩やかなトランス」を開始。2015年に出生時に与えられたBeatrizの女性名でなくPaulを名のるようになり、2016年には戸籍上の性も「男性」に変更したが、ノンバイナリーなトランスの立場をとる。フーコー、ドゥルーズ、デリダの思想をハラウェイのサイボーグ・フェミニズムと接続し、現代の先端テクノロジー状況(先端生殖医療、サイボーグ技術、遺伝子工学、コンピューター技術、メディア技術、新薬理学、等々)におけるセクシュアリティをめぐる生政治・生権力の問題を、トランスジェンダー、クィアの立場から鋭く論じる。ニューヨーク大学やプリンストン大学の招聘教授を務めたほか、バルセロナ現代美術館、ソフィア王妃芸術センター、LUMA Arlesのキュレーターを務め、前衛的な性芸術や性文化の創造・普及の現場でも活躍している

藤本一勇[フジモトカズイサ]
1966年生まれ。早稲田大学文学学術院教授。現代哲学、表象・メディア論専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mascuma

2
個人的な話の方が興味深い。 〈私がトランスとして〔…〕理解した最も重要なことは、家父長制的 - 植民地主義的な世界のなかで、いわゆる「男性」、いわゆる「白人」であることで、初めて普遍性の特権にアクセスできたということでした。自分を絶対的に放っておいてくれる匿名の、平和な場所。それまで自分を普遍的と感じたことはありませんでした。〉 〈私の子ども時代に、のちの私の転換を承認し正当化できるような、「男性」であることへの欲望などありませんでした〉2023/01/12

3J28

1
精神分析や病理学に対する激越な批判なのだが、これを精神分析の学会で発表した(しようとした)プレシアドの胆力には驚かされる。「私たちの立場は、認識論的不服従です」(98頁)。いかなる不服従が可能だろうか?2023/01/26

azu3

0
いろんな意味で衝撃的な本だった。内容の理解にはまったく追いついていないのだが。そして、一学派だけで3500人以上も分析家がいるのね、フランスって(日本は30人強かな)。招待講演にブーイングって、フランス人は自由ね。充実の訳注だけでも手に取る価値あり。2023/01/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20353443
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。