叢書・ウニベルシタス<br> ヨーロッパの日記 (新装版)

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叢書・ウニベルシタス
ヨーロッパの日記 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 1330/高さ 19cm
  • 商品コード 9784588099991
  • NDC分類 902.5
  • Cコード C1398

目次

第1部 ヨーロッパの日記の基本モチーフ―比較文学史のために(構造と動機;自己観察と世界観察;自己の発揚と解体;愛、性愛、性欲;隣人にたいする不安と外界批判;証言記録と時代批判;日記の“神話的意味”)
第2部 ヨーロッパ日記選(ルネサンスから古典的絶対主義の終りまで;フランス革命から世紀末デカダンスまで;古いヨーロッパの終焉から現代まで)

著者等紹介

ホッケ,グスタフ・ルネ[ホッケ,グスタフルネ] [Hocke,Gustav Ren´e]
1908年ブリュッセルでドイツ系の父とフランス系の母のもとに生れる。ベルリン大学在籍中にE.R.クルツィウスの著作に触発されてボン大学に移る。長期のパリ留学を経て1934年に師の審査のもとで哲学博士の学位を得る。同年ケルン新聞に入社。最初のイタリア旅行後イタリアと大ギリシア文化の研究に没頭する。1940年ケルン新聞ローマ特派員。戦争による中断後1949年戦後初のドイツ通信員としてローマを再訪し精力的なジャーナリズム活動を続ける傍ら包括的なマニエリスム研究に従事。1985年7月14日死去

石丸昭二[イシマルショウジ]
1940年生れ。東京大学大学院修士課程修了。ドイツ文学専攻。お茶の水女子大学名誉教授

柴田斎[シバタヒトシ]
1939年生れ。広島大学大学院修士課程修了。ドイツ文学専攻。姫路工業大学元教授

信岡資生[ノブオカヨリオ]
1929年生れ。東京大学独文科卒。ドイツ文学専攻。成城大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roughfractus02

5
紀行文での虚構の役割を抽出する著者は(『マグナ・グラエキア』)、日記に事実というデータ以外の動機を表現する構造があると考える。2巻からなる本書は、1巻目で日記なるジャンルについて分析し、2巻目でルネサンスから20世紀までを3つの系列に分けて、自らの日記を公開する構成を採る。著者によれば日記とは不安等の感情を文字によって定着し、境界の不確定な自己を一時的に固定して未来へと向ける行為である。ここから、歴史に沿って3系列に分けた著者の日記を読むと、未知への触手は著者の意図の外(行間)から伸びることが理解される。2019/09/16

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