叢書・ウニベルシタス<br> 貨幣の哲学 (新装版)

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叢書・ウニベルシタス
貨幣の哲学 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 195,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588099779
  • NDC分類 337.1
  • Cコード C1310

目次

1 プレリュード(エマニュエル・レヴィナスのこの研究が生まれた背景;貨幣とつねに改善される正義―エマニュエル・レヴィナスの視点)
2 「社会性と貨幣」の生成過程(予備的対談―貨幣、貯蓄、貸与に関するエマニュエル・レヴィナスとの予備的対談(一九八六年四月一〇日)
学術講演 貨幣の両義性―ベルギー貯蓄銀行のための貨幣の意味に関する学術講演(一九八六年一二月一一日)
決定版論文(校訂版)―社会性と貨幣(一九八七年五月))
3ダ・カーポ―敬意を込めた感謝のうちで(往復書簡―ロジェ・ビュルグヒュラーヴ‐エマニュエル・レヴィナス(一九七五年七月一〇日‐八月四日)
ある哲学的伝記―エルサレムとアテネのあいだの思想家エマニュエル・レヴィナス)

著者等紹介

レヴィナス,エマニュエル[レヴィナス,エマニュエル] [Levinas,Emmanuel]
1906年リトアニアに生まれる。1923年から30年までフランスのストラスブール大学で哲学を学ぶ。この間、1928年から29年にかけてドイツのフライブルクに滞在、フッサールおよびハイデガーの下で現象学を研究、1930年にフランスに帰化、第二次大戦中はナチの捕虜収容所にフランス解放まで抑留される。戦後、ポワチエ大学、パリ・ナンテール大学、ソルボンヌ大学教授を歴任。タルムード研究に取り組む一方、ハイデガー哲学との対決を通して倫理にもとづく独自の哲学を展開

合田正人[ゴウダマサト]
1957年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京都立大学大学院博士課程中退、同大学人文学部助教授を経て、明治大学文学部教授

三浦直希[ミウラナオキ]
1970年生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。フランス思想・文学。現在、慶應大学ほか非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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白義

17
「お金というのは現代の正義の前提であり、また未来の正義の可能性である」という皆が薄々知っていることを精緻に語った、貨幣の基礎哲学として秀逸な一冊。レヴィナスといえば善きサマリア人の現代版みたいな他者の哲学、他者への無限責任をその根本思想とする善良哲学者の代表みたいな存在だが、そんなレヴィナスが、貨幣の数量化と計算化の圧力、マルクスなら物象化と名付けたものそれ自体を「自己の他者からの簒奪に関わると同時に、自己が社会に組み込まれ他者と出会う場、他者のための正義の前提」として両義的に語っているのが極めて刺激的だ2019/01/24

Bevel

2
貨幣をポジティブに考えたいと言うのはぼんやり伝わってきたけれど…という感じ。自己中心的な人間像に、「超脱の価値論」を接ぎ木する感じはなんかなあと思う。あと、他の人に迷惑かけたくないから貯蓄しなきゃねと哲学者に言われると、うーん…ってなる。ただ、作品の対価としての貨幣を基本に据えるというのは悪くないかもなと思った。後書きがとてもよかった。2019/11/18

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