目次
1部 時間の次元(対談―言語と文学における時間について;言語・文学研究の諸問題 ほか)
2部 文法の詩と詩の文法(文法の詩と詩の文法;プーシキンによる二篇の詩 ほか)
3部 詩と人生(その詩人たちを浪費した時代について;精神分裂症の言語―ヘルダーリンの話し言葉と詩)
4部 ヤコブソンの遺産(詩的機能と言語の性質;散文の詩学 ほか)
著者等紹介
ヤコブソン,ロマン[ヤコブソン,ロマン][Jakobson,Roman]
1896年モスクワに生まれる。1920年ロシアを離れチェコスロヴァキアへ移り、トゥルベツコイとともに音韻論の新たな研究分野を作り上げた。1926年にはチェコ、ロシアの著名な学者たちとともに現代構造主義言語論の中心となったプラハ言語学サークルを創設する。ナチを逃れ1941年にアメリカに渡り、コロンビア、ハーヴァード、マサチューセッツ工科大学で教鞭をとり、アメリカの言語学者の育成と言語学の発展に大きく貢献した
浅川順子[アサカワジュンコ]
筑波大学大学院博士課程単位取得退学。現在、慶應義塾大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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