叢書・ウニベルシタス<br> 物の体系―記号の消費 (新装版)

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叢書・ウニベルシタス
物の体系―記号の消費 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 264p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588099106
  • NDC分類 361
  • Cコード C1336

目次

A 機能体系または客観的言説(配置の構造;雰囲気の構造 ほか)
B 非機能的な体系または主観的言説(周辺の物、古い物;周辺の体系―収集)
C メタ機能=非機能の体系―ガジェットとロボット(技術のコノテーション―自動性;“機能的”優越性 ほか)
D 物と消費の社会=イデオロギー的体系(モデルとシリーズ;クレジット ほか)
結論 “消費”の定義に向かって

著者等紹介

ボードリヤール,ジャン[ボードリヤール,ジャン][Baudrillard,Jean]
1929年生まれの現代フランスの社会学者。最初の著作『物の体系』(68)において“それ自体で存在する物から記号としての物へ”という視点を記号論の枠内で提起、続く『消費社会の神話と構造』(70)、『記号の経済学批判』(72)では、物を記号として消費する社会の構造、記号としての物の特徴を解明。72年の著作で顔を見せた“象徴交換”の概念を中心としながら、マルクス主義の基礎概念とみなす“生産”概念に批判を加えようとしたのが『生産の鏡』(73)、『象徴交換と死』(75)、などであり、『誘惑について』(79)、『シミュラークルとシミュレーション』(81)以降の著作では、この“象徴交換”、あるいは実在をもたない記号としての“シミュラークル”、“シミュレーション”をキー概念として現代社会・文化を分析している。また、再三来日し、講演やシンポジウムを行なっている。2007年3月死去

宇波彰[ウナミアキラ]
1933年生まれる。東京大学大学院(哲学)修士課程修了。現在、明治学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

またの名

10
言語に似た対立構造を通じて白と黒と灰色は威厳と道徳、木目やアースカラーは自然性、ガラスが純粋さや客観性、古い物は神話性などと雰囲気が意味させる○○性によって室内も室外も覆われる消費社会を論じた本。実際の物質性より以上に記号として物が表す色々な関係の観念の体系が、生産も販売も消費もすべて規定する。人と違う自分になろうと煽る競争原理と個性幻想はむしろ、実際には同じ市場経済のもとで同じ物を集団的に買わせる結果に終わると指摘。コードへの反抗もコードから逃れられないという議論はポモポモした軽い文体に反して、絶望的。2017/12/18

yokkoishotaro

0
”非機能的な体系”の章は感動した。 次はシュミラークルとシミュレーションだな。2015/05/05

my_you

0
SF的な世界観が良い。物が復讐するのだ。2014/09/28

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