韓国の学術と文化
韓国社会とジェンダー

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 326p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784588080104
  • NDC分類 367.221
  • Cコード C1336

出版社内容情報

韓国社会における男女の生きざまと家族のありようを人類学的視点から分析・検討し,男女の自立と共生をすすめることにより植民地的近代の克服をめざす韓国社会論。

内容説明

韓国社会における男女の生きざまと家族のありようを人類学的視点から分析・検討し、男女の自立と共生をすすめることにより植民地的近代性の克服をめざす。気鋭の文化人類学者・フェミニズム研究者による韓国社会論。

目次

第1章 女性解放と韓国社会
第2章 韓国の家父長制に関する解析的分析―生活世界を中心に
第3章 女性と職業―専門職活動を中心に
第4章 家族関係―女性の就業/非就業の状態と階層による比較考察
第5章 男らしさの構成と再構成―社会的機能と存続メカニズムを中心に
第6章 「発展」と「低発展」―済州の海女社会の性体系と近代化
第7章 家父長制を超えて―生命尊重の社会に向けた女性解放運動

著者等紹介

趙恵貞[チョヘジョン]
1948年韓国に生まれる。延世大学校史学科を卒業後、渡米してカリフォルニア大学で文化人類学博士号を取得。1979年に帰国して延世大学で講義を始め、現在は延世大学校社会学科教授。博士論文は「済州の海女社会に関する文化記述的研究」。一貫して韓国社会の近代性と家父長制に関する研究をつづけ、90年代からは若者文化に関する研究に力を入れている。99年からオルタナティブスクールである「ハジャ〔やってみよう〕作業場学校」の運営に携わっている

春木育美[ハルキイクミ]
延世大学校大学院社会学科修士課程修了。同志社大学大学院人文学部社会学科博士後期課程在学中。現在、東京都立大学、立教大学非常勤講師。社会学専攻
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。