叢書・ウニベルシタス<br> 狂気・言語・文学

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狂気・言語・文学

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  • サイズ 46判/ページ数 418p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588011481
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1310

出版社内容情報



ミシェル・フーコー[フーコー ミシェル]
著・文・その他

阿部 崇[アベ タカシ]
翻訳

福田 美雪[フクダ ミユキ]
翻訳

内容説明

狂気、言語、文学は、長らくフーコーの思考の中心的な位置を占めていた。社会や文明における狂人の位置づけ、バロック演劇、アルトーやルーセルの作品に見られる狂気と言語の関係、文学と言語外的なもの、バルザックやフローベール、そして文学分析と構造主義。問いを絶えず組み立て直し、これらの主題系を照らし出す新たな光が、フーコーの思考の新たな射程と可能性を提示する。本邦初訳!

目次

狂気と文明
狂気と文明―一九六七年四月、チュニス、クラブ・タハール・ハダッドにおける講演
狂気と社会
文学と狂気―バロック演劇とアルトーの演劇における狂気
文学と狂気―レーモン・ルーセルの作品における狂気
現象学的経験―バタイユにおける経験
文学分析の新しい方法
文学分析
構造主義と文学分析―一九六七年二月四日、チュニス、クラブ・タハール・ハダッドにおける講演
言語外的なものと文学
文学分析と構造主義
『ブヴァールとペキュシェ』―二つの誘惑
『絶対の探究』

著者等紹介

フーコー,ミシェル[フーコー,ミシェル] [Foucault,Michel]
1926‐1984年、フランスの哲学者。心理学に関する研究ののち、『狂気の歴史』(1961年)を刊行。西洋文明における“知”の存立条件を探る一連の「知の考古学」を企て、『言葉と物』(1966年)刊行に至る。1970年代以降、“知”と権力作用の絡み合いをめぐる系譜学的研究を行い、『監獄の誕生』(1975年)、『性の歴史』(1976年‐)などを刊行。晩年は自己と主体性に関する新たな問題系の探求に向かうが、その未完の思考は『ミシェル・フーコー講義集成』などに垣間見ることができる

阿部崇[アベタカシ]
1974年生まれ。専門領域はフランス現代理想、フランス文学。東京大学総合文化研究科地域文化研究専攻博士課程単位取得満期退学。パリ第10大学哲学学部博士課程(人文科学・哲学専攻)修了。Ph.D.(哲学博士)。現在、青山学院大学文学部教授

福田美雪[フクダミユキ]
1980年生まれ。専門領域は19世紀フランス文学。パリ第3大学文学研究科博士課程(フランス文学・比較文学)修了。東京大学大学院人文社会系研究科仏語仏文学専攻博士課程単位取得満期退学。Ph.D.(文学博士)。現在、青山学院大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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pushuca

2
ミシェル・フーコーの本を読む度に、読書量の不足をいやと言うほど自覚させられる。今回もそうだった。少なくとも『ミシェル・フーコー思考集成』位は目を通しておかなければ、到底理解出来ない記述が続く。 最初感じたのは、この本は名著『狂気の歴史』と合わせ鏡のような関係にある本なのではないかと言うことだ。『狂気の歴史』が狂人を含む社会の歴史に焦点を合わせていたのに対し、この本では狂人そのものの歴史が語られる。 だが、次第に狂気は光景に引き下がり、替わって文学が全景化される。今更発刊される本に体系的な内容は期待出来ない2022/12/19

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