叢書・ウニベルシタス<br> 限界の試練―デリダ、アンリ、レヴィナスと現象学

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叢書・ウニベルシタス
限界の試練―デリダ、アンリ、レヴィナスと現象学

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  • サイズ B6判/ページ数 379,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588009969
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1310

内容説明

「起源」の問いに魅惑され、「現れるもの」の彼方への思考を極点にまで推し進めた現代フランスの哲学者たち。フッサール現象学を超えようとするそれらの探求が形づくる風景を独自の角度から俯瞰し、時間性や贈与、亡霊性やリズムといった主題の批判をつうじて、主体性の経験の限界にとどまる倫理を問う圧倒的思考。現象学の新しい位相を示す注目の労作。

目次

第1部 現象学的合理性の批判に向けて(探求;志向性と非‐贈与性;限界の問い)
第2部 時間の前線(志向性の限界にて―『内的時間意識講義』の読者、M.アンリとE.レヴィナス;現象学が与えるもの―J.デリダとJ‐L.マリオン、不可能なものと可能性)
第3部 主体性の試練(現代フランス現象学における主体性;E.レヴィナスにおける主体性の誕生;生へと誕生すること、自己自身へと誕生すること。M.アンリにおける主体性の誕生;J.デリダによる幽霊的主体性)
第4部 現象学的言説と主体化(E.レヴィナスによる『存在するとは別の仕方で』のリズム;M.アンリによる「生」のリズム)

著者等紹介

セバー,フランソワ=ダヴィッド[セバー,フランソワダヴィッド] [Sebbah,Francois‐David]
1967年パリ生まれ。アルジェリア出身の父をもつユダヤ系の哲学者。パリ第一、第七大学で学んだのち、1990年に哲学のアグレガシオンを取得。リセ・カルノー、リセ・ジュルジュ・サンドなどで教鞭を執る。96年コンピエーニュ工科大学に移り、同時に国際哲学コレージュの企画ディレクターにも就任。2003年に工科大学准教授、11年に同教授。12年度は「テクノロジーと人間科学」学部の学部長を務めた

合田正人[ゴウダマサト]
1957年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京都立大学大学院博士課程中退、同大学人文学部助教授を経て、明治大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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T.Y.

1
原書が手に入らなかったので翻訳にて。でもその分早かったか。現代フランス現象学において『神学的転回』との批判も受けた著者たちが、現象学の追究においていかに「限界の試練」に対決しているか。そこには、与えられるものの探求において非-贈与性と向き合わねばならないアポリアがあり、そしてこのアポリアは単に避けるべきものではなく、本質的である。丹念で大胆な読みで、一見対立する著者たちの類似性を示す手腕は見事。ちなみに、J-L.マリオンに対してはかなり辛辣。2013/10/22

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