内容説明
日常の“安全”を求めて、終始不安に怯える私たち―自然災害、金融・経済不安、原発事故、紛争、テロなど、人間の安全をめぐる心理と行動を歴史的に考察する。
目次
1 破局
2 危険、冒険
3 計算と否認
4 不安、勇気、そしてリスク願望
5 保険社会
6 社会的紛糾
7 リスク経済
8 保安国家
9 戦争の危険
10 テロ
11 平和と安全
12 自由あるいは安全
著者等紹介
ソフスキー,ヴォルフガング[ソフスキー,ヴォルフガング] [Sofsky,Wolfgang]
1952年、ドイツのカイザースラウターン生まれ。社会学者、哲学者、エッセイスト。ゲッティンゲン大学で社会学、哲学、歴史学、政治学を専攻したのち、1981年に同大学で博士号を取得。複数の大学で教鞭をとったのち、現在は在野の著述家として、言論活動を行なっている。『テロの秩序―強制収容所』(Die Ordnung des Terrors:Das Konzentrationslager,S.Fischer,Frankfurt a.M.1993)により1993年の「ショル兄妹賞」を受賞
佐藤公紀[サトウキミノリ] [Maslow,Sebastian]
1978年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。現在、東京大学大学院総合文化研究科学術研究員
マスロー,セバスティアン[マスロー,セバスティアン]
1983年生まれ。2007年ドイツ・ベルリン自由大学卒業、現在、東北大学大学院法学研究科博士課程在籍(政治学専攻)、および、日本学術振興会特別研究員を経て、現在、ハイデルベルク大学東アジア研究センター助教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Mealla0v0
ミッキー
yokkoishotaro
抹茶ケーキ