叢書・ウニベルシタス<br> 絶対の冒険者たち

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叢書・ウニベルシタス
絶対の冒険者たち

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  • サイズ B6判/ページ数 314,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588008849
  • NDC分類 930.26
  • Cコード C1310

内容説明

ワイルド、リルケ、ツヴェターエワ―三人の作家・詩人たちの人生における実存の苦難と陥穽を描き、個々人の内的冒険としての“絶対の探求”と不可分であるかに見える善悪二元論を相対化する。

目次

ワイルド(美の星の下の人生―最初のアプローチ;美の星の下の人生―『ドリアン・グレイ』以後 ほか)
リルケ(芸術に資する;“歴史”に面して ほか)
ツヴェターエワ(ロマン主義的ヴィジョン;芸術の本性 ほか)
絶対とともに生きる(二元論の伝統;唯美主義の陥穽 ほか)

著者等紹介

トドロフ,ツヴェタン[トドロフ,ツヴェタン][Todorov,Tzvetan]
1939年、ブルガリアに生まれる。1973年、フランスに帰化。ロラン・バルトの指導のもとに『小説の記号学』(67)を著して構造主義的文学批評の先駆をなす。『象徴の理論』(77)、『象徴表現と解釈』(78)、『言説の諸ジャンル』(78)、『批評の批評』(84)で文学の記号学研究をすすめるかたわら、『他者の記号学―アメリカ大陸の征服』(82)以後、記号学的見地から“他者”の問題に関心を深め、『ミハイル・バフチン―対話の原理』(81)、『アステカ帝国滅亡記―インディオによる物語』(83)などを刊行している。91年、『歴史のモラル』でルソー賞を受賞。現在、国立科学研究所(CNRS)の芸術・言語研究センターで指導的立場にある

大谷尚文[オオタニナオフミ]
1947年に生まれる。東北大学文学部卒業。現在、石巻専修大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ラウリスタ~

13
オスカー・ワイルド、リルケ、それとツヴェターエワというパリにゆかりのある外国人たちにそれぞれ章が割かれ、最後に「絶対とともに生きる」というタイトルのもと、ボードレール、フロベール、ドストエフスキーあたりを巡りながら唯美主義の限界などを見る。ツヴェターエワという人は知らなかったので読み飛ばしたが、この本は主眼はツヴェターエワ紹介にあったのかもしれない。ロダンのもとで美について考えたリルケの章が特に面白い。「芸術創造の条件とは、人生をその美も醜も、その卑しさも良さも、ありのままに愛することである。」2016/07/17

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