叢書・ウニベルシタス
小枝とフォーマット―更新と再生の思想

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  • サイズ A5判/ページ数 239,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588008528
  • NDC分類 135.5
  • Cコード C1310

内容説明

さまざまな情念・観念・慣例・規範をフォーマット(初期化)して、“幹”から再生し進化する“小枝”のように、斬新かつ創出的で可能性を備えた、命を蘇らせるような分野横断的な思想史の読み直しを提起する哲学的省察。

目次

システム(フォーマット=父親;科学=娘;養子の息子)
物語(出来事;出現;今日)

著者等紹介

セール,ミッシェル[セール,ミッシェル][Serres,Michel]
1930年フランス南西部アジャンに生まれる。海軍兵学校、高等師範学校を卒業。数学、文学、哲学の学位を取得。1958年からクレルモン=フェランの文学部で10年間教鞭をとり、ライプニッツ研究で文学博士となる。1969年からパリ第一大学教授として科学史講座を担当。数学、物理学、生物学の研究の上に人類学、宗教学、文学等の人間諸科学に通暁する百科全書的哲学者としてフランス思想界の重要な一翼を担う。科学的認識と詩学とを統一的な視野に収め、西欧的思想の限界に挑む

内藤雅文[ナイトウマサフミ]
1952年生。筑波大学大学院文芸言語研究科各国文学専攻博士課程修了。フランス文学専攻(マルセル・プルーストの研究)。現在、武蔵大学・二松學舍大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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iwri

1
よくわからなかったけど、複雑系、自己組織化システム、散逸構造、必然性ではなく偶発性の思想が幹、必然性のようなものから出てきて(小枝)、その偶発性、個的なもののような思想が新しい普遍性を獲得し、かつてのフォーマット、幹と新しい関係を結ぶということなのかなぁ、とぼんやりと思った。2011/09/16

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