叢書・ウニベルシタス<br> 大英帝国の伝説―アーサー王とロビン・フッド

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叢書・ウニベルシタス
大英帝国の伝説―アーサー王とロビン・フッド

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  • サイズ B6判/ページ数 349,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588008283
  • NDC分類 388.33
  • Cコード C1322

出版社内容情報

複雑な融合体としての大英帝国において国民的アイデンティティーが形成される過程を、二大伝説の変容とその解釈の歴史を通して描く

内容説明

国王と義賊、相反する二大伝説の主人公が、いずれも国民的ヒーローとなったのはなぜか。物語の変容を通して描く英国精神史。

目次

第1章 「この二人の名前は国家的遺産である」―国民的英雄としてのアーサー王とロビン・フッドの登場
第2章 「全国津々浦々で称賛され―」―十九世紀におけるアーサー王およびロビン・フッド伝説の人気とその意義
第3章 「わが国語への愛」―アーサー王、ロビン・フッド伝説と英語学の発展
第4章 「われらが先祖はサクソン族」―ロビン・フッド、アーサー王とアングロ・サクソン的人種主義の台頭
第5章 「このお方の栄光は私のもの」―アーサー王伝説とロビン・フッド伝説における女性と国家
第6章 「なぜわれらは異国の地を足しげく訪れねばならないのか」―アーサー王、ロビン・フッド伝説と英国の帝国主義
結語 「われらは一つの国民」―二十世紀前半のアーサー王とロビン・フッド

著者等紹介

バーチェフスキー,ステファニー・L.[バーチェフスキー,ステファニーL.][Barczewski,Stephanie L.]
1968年、デラウエア州ウィルミントンに生まれる。1990年にコロンビア大学で文学士。1995年から96年までケンブリッジのシドニー・サセックス・カレッジで研究員。1996年、イェール大学でPh.D.取得。1996年からサウス・カロライナ州クレムソン大学の歴史学助教授。現在は、南極探検家スコットを題材に、20世紀を通じて英雄的男性像がどう変化してきたかを研究している

野崎嘉信[ノザキヨシノブ]
1945年、北海道に生まれる。北海道大学大学院文学研究科修士課程修了。東京理科大学工学部教授(イギリス・ロマン派文学専攻)

山本洋[ヤマモトヒロシ]
1932年、東京に生まれる。1955年、東京大学文学部英文学科卒業。東京理科大学理学部教授を経て、同大学名誉教授(アメリカ文学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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明智紫苑

2
英国文学に限定せずに「アーサー王のアンチテーゼ」を決めるならばファウスト博士が一番ふさわしいと思うのだが、英国文学限定だとロビン・フッドなのね。それにしても、ヴィクトリア朝の男性たちって現代の日本人男性以上に「木嶋佳苗」的な女性に騙される隙があっただろうね。「男尊女卑」というものそれ自体が、ある種の女にとっては男に対する罠になり得るのだから。2016/03/03

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