出版社内容情報
世界史の大転換期に展開された日本とスペインとの交流??主としてフィリピナス諸島を拠点とした政治・通商・外交関係??をスペイン側の一次資料によって描く。
内容説明
16世紀末から17世紀初頭にかけて、世界史の大転換期に展開された日本とイスパニアとの交流―主としてフィリピナス諸島を拠点として行われた政治・通商・外交関係―をイスパニア側の一次史料によって描き出す総合的な日西関係史。
目次
第1章 剣と刀
第2章 日本への難破漂着者
第3章 日本・アカプルコ航路開設計画
第4章 使節と発見―セバスティアン・ビスカイノの航海
第5章 日本人、支倉の足どり
第6章 日本におけるフランシスコ会使節
著者等紹介
ヒル,フアン[Gil,Juan]
1939年生まれ、マドリード大学で学び、イタリア、ボローニャ大学で学位を取得。マドリード大学で教鞭を執った後、1971年、セヴィーリャ大学に移り、同大学哲文学部教授。西欧古典語講座を担当。『イダルゴとサムライ』(1991)のほか、『地理上の発見を支える伝説とユートピア』(1989‐90)、『コロンブスの書棚』(92)、『大汗を求めて』(93)などの著書がある
平山篤子[ヒラヤマアツコ]
1951年兵庫県生まれ。京都外国語大学大学院修士課程(イスパニア語)、米国イエール大学神学大学院修士課程修了。現在、帝塚山大学経済学部教授。専攻:16・17世紀イスパニア海外発展史
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。