出版社内容情報
オックス・ブリッジ両大学における中世以来の特異な制度や慣習の実態,新しい改革理念を掲げた市民大学・ポリテクニク.放送大学などの実験の動向を歴史的に展望。
内容説明
オックスフォードとケンブリッジ両大学における中世以来の特異な諸制度や慣習の実態、新しい改革理念を掲げた市民大学・ポリテクニク・放送大学などの動向を、大学人たちの興味深いエピソードも交え、多角的に描く。中世から現代までを展望した、定評ある社会史的大学史。
目次
第1部 イギリス大学の歴史(オックスフォードおよびケンブリッジ両大学の起源;変革期のオックスフォードおよびケンブリッジ両大学;沈滞期のオックスフォードおよびケンブリッジ両大学;十九世紀におけるオックスフォードおよびケンブリッジ両大学の改革;スコットランドの大学;近代大学の勃興;二十世紀の革命)
第2部 イギリス大学の生態(大学の運営;大学の経済的側面;教育と研究;大学と科学;大学と政治;大学と宗教;教師と学生;現代大学の諸問題)