叢書・ウニベルシタス<br> バベルの後に〈下〉

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叢書・ウニベルシタス
バベルの後に〈下〉

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  • サイズ B6判/ページ数 p421/高さ 20cm
  • 商品コード 9784588004001
  • NDC分類 801
  • Cコード C1390

出版社内容情報

翻訳や解釈の概念を明らかにし,哲学的な問題意識,文学的な感受性,技術的な言語学を統合させて言語そのものを解明する壮大な試み。

内容説明

古今の芸術思想、言語・文学理論、英仏独語の表現に通暁した現代随一の批評家が、文化史、哲学史の沃野を渉猟しつつ、言語の複数性という巨大な謎に真っ向から取り組んだ、「翻訳」論の古典。聖書やホメーロスをはじめ、ヘルダーリン、ベンヤミン、ハイデガーほか無数の固有名への解釈から立ち上がる、語と意味の翻訳(不)可能性をめぐる遠大な思索。

目次

第4章 理論の要求
第5章 解釈の運動
第6章 文化の位相論

著者等紹介

スタイナー,ジョージ[スタイナー,ジョージ][Steiner,George]
1929年、オーストリア系ユダヤ人の子としてパリに生まれる。1940年、ゲシュタポの追及を逃れてニューヨークへ脱出。優れた亡命者が教鞭をとっていたリセで古典教育を受け、シカゴ大学に進学して1年で学士号を取得し、ハーヴァード大学で修士号、ローズ奨学生として留学したオックスフォード大学で博士号を取得。『エコノミスト』誌編集委員、プリンストン高等学術研究所研究員、ケンブリッジ大学特別研究員、ジュネーヴ大学英文学・比較文学教授、オックスフォード大学客員教授を歴任

亀山健吉[カメヤマケンキチ]
1922年生まれ。1948年東京大学文学部倫理学科卒業。1950‐51年ガリオア留学生としてクレアモント大学院に留学。56‐58年A.v.フンボルト財団留学生としてハイデルベルク大学、テュービンゲン大学に留学。日本女子大学名誉教授。訳書:ヴィルヘルム・フォン・フンボルト『言語と精神―カヴィ語研究序説』(法政大学出版局、第21回日本翻訳出版文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やいっち

55
本書は、先ずは翻訳論の書である。英独仏語(これらだけじゃない!)に通暁した著者ならではの原書と訳書との間の齟齬、その前にそもそも訳すとは一体、どういうことなのかをも論じる。  

ポカホンタス

5
翻訳を主題とした膨大な著述。著者の博学、硯学ぶりに圧倒される。かなり飛ばして読むしかなかったが学ぶ所も多かった。言語の持つ、現実ではないことも表現できる機能を強調していた。また、人間が多数の言語を持ち互いに理解しにくい状況にあるのは、人間の下部構造からの真実の声を言葉にしないためのことであって、言語は苦労して人間同士が本当に通じ合えないようにしているのだ、という見方も面白かった。2011/11/13

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