出版社内容情報
ユダヤ教律法タルムードの読解を主軸に,マイモニデス,ローゼンツヴァイクなどユダヤ教思想史の重要な局面を論じながら,現代の倫理と正義そして政治を鋭く問う。
内容説明
ユダヤ教律法のタルムード読解を主軸に、マイモニデス、メンデルスゾーン、ローゼンツヴァイクなどユダヤ教思想史の重要な局面を論じながら、現代の倫理と正義を鋭く問う、レヴィナスの最新ユダヤ教論集。
目次
タルムード読解(聖書に場所を得るために;聖典の翻訳;偶像崇拝としてのトーラー蔑視;思い出を超えて;諸国民とイスラエルの現存)
思考と聖潔(倫理から釈義へ;ユダヤ教とケノーシス)
聖書とギリシャ人(聖書とギリシャ人たち;モーゼス・メンデルスゾーンの思想;あるひと、ある時代)
ユダヤ‐キリスト教の友愛(フランツ・ローゼンツヴァイクの哲学)
対談(ユダヤ教「と」キリスト教;ユダヤ教哲学をめぐって)