女性から描く世界史―17~20世紀への新しいアプローチ

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女性から描く世界史―17~20世紀への新しいアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 289p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784585221425
  • NDC分類 209.5
  • Cコード C3022

内容説明

今日まで描かれてきた世界史の中に、女性たちの姿をくっきりと見出すことは容易ではない。世界史の研究・叙述の新たな方向性が検討される現在、「女性とともにある」世界史の叙述は可能なのか。東南アジアから、アジア諸地域、ヨーロッパ諸地域、中南米までを視野に入れ、中心をずらし、女性から描く新しい世界史叙述、史料の制約が前提となる、世界各地の女性のライフイベント比較史、異文化接触地域における女性たちの可視化、という3つのアプローチから、世界史の中に女性を見出すための新たな方法を探る。

目次

第1部 東南アジアから広がる「女性の世界史」―叙述へのアプローチ(東南アジア女性はどう描かれてきたか―17~19世紀ジェンダー史研究の粗描;近代インドネシアにおける民族主義の展開と「混淆婚」―ニャイと欧亜混血者の陰;オランダ領東インドにおける婚姻規定の歴史的変遷―本国婚姻規定との関連において;近世ケープタウン女性の家財運用―財産目録とオークション記録の分析;近世オランダ都市女性の経済的機会―ギルドとジェンダー規制の分析から)
第2部 ライフサイクルからみる女性の可視化―実証からのアプローチ(オスマン帝国の女性と教育―女子師範学校の試み;ジェンダー史としての植民地朝鮮教育史―「不就学」からみた植民地の史料批判;スペイン領メキシコの相続制度に関する諸問題;ムスリム女性の財産獲得―近代イラン有力者家族の婚姻と相続;近代市民法の成立と女性の財産権―ドイツ法・フランス法・日本法の比較から)
第3部 コンタクト・ゾーンの女性たち―境界をめぐる比較のアプローチ(境界を表象する―「広東システム」と水上居民女性;人の移動と境界の場の男女関係―長崎の事例から;イギリス東インド会社の初期インド植民都市建設と女性;「境界」を考える―前近代インド社会における婚姻と集団意識;英領インドにおける“植民地的遭遇”と女性たち―法・道徳・境界)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サトシ@朝練ファイト

29
山川の世界史を連想して手に取ったが、大学のテキストのような感じ。イスラム関連の記述も予想以上に豊富で機会があればまた手に取りたい2016/05/03

Hiroh

14
ある程度通史的なものを予想して手に取ったけれど、もっと微視的な論文に近いものだった。オランダやイギリスの東インド会社と現地の女性たちとの関わりや、日本の植民時代の朝鮮の女性たちなど、境界における女性たちを多く描いている。2016/09/16

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