平凡社新書<br> 一神教とは何か―キリスト教、ユダヤ教、イスラームを知るために

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平凡社新書
一神教とは何か―キリスト教、ユダヤ教、イスラームを知るために

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  • サイズ 新書判/ページ数 238p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582858655
  • NDC分類 190
  • Cコード C0214

出版社内容情報

唯一神を信じるキリスト教・ユダヤ教・イスラームが世界の政治・社会等に及ぼす重大な影響を、一神教に馴染み薄い読者に向けて解説。

《目次》

はじめに

第一章 日本文化論としての一神教批判

 1 日本は寛容なのか

 2 日本文化から見た一神教

 3 「大きな物語」としての一神教

第二章 一神教の起源と展開──グローバル・アクターとしての一神教

 1 「一神教」とは何か

 2 多神教世界における一神教の誕生

 3 一神教の文明論的系譜

 4 現代における一神教の広がり

第三章 一神教の基本的な考え──何が同じで、何が違うのか

 1 創造論

 2 終末論

 3 偶像崇拝の禁止

第四章 一神教世界における戦争──戦争は不寛容の結果か

 1 戦争論の類型

 2 絶対平和主義

 3 正戦論

 4 聖戦論

 5 宗教多元社会における正義の模索

第五章 現代世界における課題──不寛容をいかに抑制するか

 1 世俗主義と原理主義

 2 政教分離

 3 犠牲の論理

おわりに──「寛容の文化」を育てていくために

引用文献一覧





小原 克博[コハラ カツヒロ]
著・文・その他

内容説明

寛容か、不寛容なのか。「慈愛」と「平和」を説く三つの宗教がなぜ、「憎しみ」から逃れられず、「戦争」に関わるのか。「異質な他者」と向き合う、文化システムの在り方。信者が世界人口の半数以上を占める大規模な「一神教」の教義と歴史、そして現実の社会に及ぼす多大な影響を事件・出来事に至るまで、一神教の理論と現実、各宗教の共通点と相違点をわかりやすく説き起こす。

目次

第1章 日本文化論としての一神教批判(日本は寛容なのか;日本社会から見た一神教;「大きな物語」としての一神教)
第2章 一神教の起源と展開―グローバル・アクターとしての一神教(「一神教」とは何か;多神教世界における一神教の誕生;一神教の文明論的系譜;現代における一神教の広がり)
第3章 一神教の基本的な考え―何が同じで、何が違うのか(創造論;終末論;偶像崇拝の禁止)
第4章 一神教世界における戦争―戦争は不寛容の結果か(戦争論の類型;絶対平和主義;正戦論;聖戦論;宗教多元社会における正義の模索)
第5章 現代世界における課題―不寛容をいかに抑制するか(世俗主義と原理主義;政教分離;犠牲の論理)

著者等紹介

小原克博[コハラカツヒロ]
1965年大阪生まれ。同志社大学大学院神学研究科博士課程修了。同志社大学神学部教授、良心学研究センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ホシ

14
多くの日本国民には馴染みの無い唯一神を信奉する宗教。しかし、世界の過半数は一神教の信者であり、人口減少で今後、外国から労働者を受け入れざるを得ない日本は、そうした一神教の信仰を生活の基盤に据える人々と接しなければなりません。この情勢を鑑みる時、日本人が一神教を理解することの重要性は決して小さくありません。本書は私たちの一神教理解の手助けとなる良書です。実に示唆に富む内容は消化しきれていない部分も正直ありますが、私の魂の深い部分を容赦なく揺さぶってきます。2018/05/27

活字の旅遊人

9
頭では、理解できる気がします。合理的なのかもしれません。でもやっぱり僕は、ダメです。2020/01/20

4
おぅふ。まさか発売から1月以上経過して7件しか登録がないとは…。確かに新書にしては少々堅い内容だったかもしれないが、予想以上の過疎り具合に驚き。最初は一神教vs多神教という構図で、ある程度比較俯瞰する内容かと思っていたが、一神教三兄弟の差異と世俗国家との拘わりを解説する内容だった。そして一神教という十把一絡げにした「レッテル」によって、その多義性が見失われているから、個々を知りましょうね、と(一部)。至極真っ当であるが、示される「寛容」のあり方はよほど強く自己を律せられる人でも厳しいほど。うぅむ。2018/03/26

もるだん

1
宗教対立の争いのニュースをよく見かけ、一神教が争う理由を知るためにまず一神教って何?というところから読んでみることにした。 正直な感想は読むにはまだ早かった。宗教のことをほとんど知らない状態で読んだので難しい内容に感じた。 その中でも僅かに読み取れたのは、同じ一神教という立場(同一宗教内でも)でも考えが違うということと争いは宗教の考え方だけではなく複雑であるということ。 世界的にも一神教宗教を信仰している人は多いので、無関心ではいられないテーマだと感じた。2024/04/09

Thepixiepoop

1
キリスト教、ユダヤ教、イスラム教の教理や戒律などについての基本的な解説がされているような入門書かと思っていたが、一神教と社会との関わり方、考え方について書かれており、気づきの多い一冊だった。自分の宗教に対する考え方のアプローチに新たなバリエーションをくれる一冊。2020/07/24

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