平凡社新書<br> 学校と暴力―いじめ・体罰問題の本質

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平凡社新書
学校と暴力―いじめ・体罰問題の本質

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  • サイズ 新書判/ページ数 239p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784582857535
  • NDC分類 371.45
  • Cコード C0237

出版社内容情報

いじめや体罰が、刑事事件にまで発展するような「暴力」を伴うのはなぜなのか。

内容説明

学校におけるいじめや体罰が、刑事事件にまで発展するような「暴力」を伴うのはなぜか!?多くの事例、暴力化の仕組み、いじめの捉え方の変化をふまえ、教室に潜む「暴力の芽」を軽視し、事件後の対応に終始する教育界の問題点を突く!学校組織にはもともと暴力が潜んでいる―いじめ・体罰論に風穴をあける決定版!!

目次

1 いじめ問題を見直す(子どものいじめがなぜ深刻な「社会問題」になるのか;日本でのいじめ「社会問題」化;いじめの仕組みはどうなっているか;いじめ問題の捉え方と克服法)
2 体罰問題を見直す(体罰がなぜ深刻な「社会問題」になるのか;体罰問題の捉え方は変化しているか;体罰の仕組みはどうなっているか;体罰問題をどう克服するか)
3 「学校と暴力」を考える(安全なはずの学校でなぜ暴力が生じるのか;暴力を誘発する学校・誘発しない学校;いじめ・体罰問題を克服して暴力を防止するには)

著者等紹介

今津孝次郎[イマズコウジロウ]
1946年徳島県生まれ。京都大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。博士(教育学、名古屋大学)。専攻は教育社会学、学校臨床社会学、発達社会学。名古屋大学名誉教授。現在、愛知東邦大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう。

12
いじめと体罰問題について、なぜ学校という本来子どもたちが健やかに学ぶ場で起きるのか、探求していった本です。学校内で潜む暴力問題としていじめや体罰を捉えるところは、とても大切な視点だと思いました。学校組織内で暴力は許さない視点を持ち、学ぶ主体として子どもたちがいることを正しく捉えることが大切なんだと思います。いじめも子ども理解が不十分な中で学校組織が見逃したり隠したりするのだと思います。そして、先生たちの専門性が発揮できるよう、学校内の裁量性の自由さなどが確保されないといけないと思いました。2014/12/27

てくてく

2
学校におけるいじめや体罰は何故無くならないのか、何故深刻な結果を招いてしまうのか、といった問題について、まず、いじめが無くならないことはない、むしろいじめは発生し得るものであると考え、それへの対策を誤ったり、いわんや湮滅するようなことがあってはならない、と主張し、そのための対策を論じたもの。体罰については、教員が権力関係に依存することを戒めている。ただ、著者の提言をどれほど実現できるのかという点では悩ましい。2015/02/02

marukuso

0
学校に潜む暴力はいじめ、体罰、外部からの暴力など様々だ。実際にあった事件を例に具体的なケースを検証し、その解決策を考えていく。いじめ、体罰など、一見わかりにくい、どこからどこまでが該当するのか基準がわかりにくい性質のものだ。教師力というのだろうか、この曖昧なラインをしっかりと見極められる教師力をつけなければならないと言い、また共に教員全員でこうした問題に取組む組織力をつけなければならないと訴える。2015/01/22

ジム

0
口で言うのと実践するのとでは訳が違う。いじめに対する自覚のない人が、自分とは別の世界の話のように語るうちはいじめがなくなることはない2019/06/29

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