出版社内容情報
多くの苦境を乗り越えてきた著者にその経験からビジネスで成功するにはどうすればいいのかを解く。
内容説明
海外赴任先での投獄、情報産業本部時代の出社拒否…。どうやって幾多の挫折を乗り越え、成功をつかんだのか?がんばり方にも、コツがある!実体験に裏打ちされた言葉だからこそ、説得力がある。
目次
第1章 仕事に不安を感じない人はいない(希望どおりの職に就けなかった;仕事にあまり喜びが感じられない ほか)
第2章 人との関係はこのままでいいのか(メンターはどうつくればいいのか;ダメな上司との向き合い方 ほか)
第3章 失敗したときにこそ、学べることがある(分析だけなら誰にだってできる;あなたの評価をするのは、あなたではない ほか)
第4章 自分の強みをみつけよう(責任を持ったほうが仕事は楽しい;仕事以外の充実した時間が、あなたをさらに成長させる ほか)
著者等紹介
島田精一[シマダセイイチ]
1937年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、三井物産に入社。イタリア三井物産、メキシコ三井物産副社長、ハーバード大学経営大学院(AMP修了)、三井物産取締役情報産業本部長などを経て、2000年、代表取締役副社長。その後、日本ユニシス社長、住宅金融公庫総裁・同支援機構理事長となり、現在、日本ユニシス特別顧問、津田塾大学理事長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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山中崇之
1
ベタなタイトルながら、内容は良かった。 三井物産副社長、日本ユニシス社長、住宅金融公庫総裁などを務めた著者が、自らの体験を振返りながら、仕事を行ううえでの心構えを書いている。 好感が持てる、というかリアリティがあると思ったのは、展開される持論の殆どが「武勇伝/英雄譚」ではなく「失敗談」に基づいている点。Yahooへの出資チャンス、ビル・ゲイツとの協業チャンスにGoを出せなかった悔恨などが綴られており生々しい。野中郁次郎の「失敗の本質」では無いが、非常に説得力がある。2015/02/03
aicocc0
0
10年勤めた職場を異動するにあたり、机の整理をしてたら出てきた。なんでこれが職場の机に・・・???謎だ。帰りの電車でサラサラッと読了。今の私が求めるベクトルではなかったな。2016/10/20
特務機関NERV 神戸支店 法人営業課長
0
ご自身の体験談を基に構成された講話集とでもいいましょうか。押しつけがましくなく淡々とご自身の苦しかった時代になにをしてきたかを思い出して書き綴られたアドバイス集。こうせよああせよと滅多やたらと高いハードルを振りかざすでもなく、自慢話でないところに好感。居酒屋で先輩から聞くようなお話しで、沁みます。 「苦情に負けない」とタイトルを間違えられた程度の「苦境に負けない」方です。2015/06/16