フレーベル館文学の森<br> おいで、アラスカ!

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おいで、アラスカ!

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  • サイズ 46判/ページ数 260p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784577048405
  • NDC分類 K949
  • Cコード C8097

出版社内容情報

ーーいつ起こるかわからない。
いまこの一秒になにもなくても、次の一秒になにか起こるかもしれない。
じゃなかったら、そのまた次の一秒に。


アンナ・ウォルツ作『おいで、アラスカ!』(原題Alaska)は、12歳の少女パーケルと13歳の少年スフェンが主人公の物語です。ふたりが交互に、新学期の二週間のあいだに起こる出来事を語ります。そして、ふたりをつなぐものとして一匹のゴールデンレトリバー、アラスカが登場するのです。
パーケルは、子犬のときから飼っていたアラスカを手放さなくてならず、さらにそのあと家族に起こった事件を体験し、近い未来に対しての不安を抱えています。転校してきたスフェンにからかわれ、しかもアラスカの新しい飼い主だと知って、くやしくなります。
しかし、そのスフェンも1年前からてんかんの発作が起こるようになり、介助犬としてアラスカがやってきたものの、不安と絶望を感じているのです。
そんなスフェンの気持ちを知らないパーケルは、アラスカを取り戻そうと決心し、真夜中、スフェンの家にしのびこむのですが、そこから物語は二転、三転していきます……。

原作”ALASKA"は、2017年、オランダの児童文学賞・銀の石筆賞を受賞。

内容説明

子犬のときに飼っていたアラスカが、転校してきたスフェンの介助犬になっていた。それを知ったパーケルは真夜中、スフェンの部屋を訪ね、アラスカを連れ去ろうと計画するが…。

著者等紹介

ウォルツ,アンナ[ウォルツ,アンナ] [Woltz,Anna]
1981年、ロンドンに生まれ、オランダのデン・ハーグで育つ。15歳で学校生活のコラムをフォルクスクラント紙に連載し、注目を集めた。邦訳に『ぼくとテスの秘密の七日間』(第61回青少年読書感想文全国コンクール課題図書)、『100時間の夜』(以上、フレーベル館)。『Gips(ギプス)』(未邦訳)で2016年に金の石筆賞(オランダの児童文学賞)、『おいで、アラスカ!』で2017年、銀の石筆賞を受賞

野坂悦子[ノザカエツコ]
1959年、東京に生まれる。1985年より5年間ヨーロッパに住み、今はオランダ語・英語・フランス語の子どもの本の翻訳を中心に活動している。2003年、『おじいちゃんわすれないよ』(金の星社)で第50回産経児童出版文化賞大賞を受賞。日本国際児童図書評議会(JBBY)理事、紙芝居文化の会海外統括委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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chiaki

47
2021年、高学年夏の課題図書。序盤なかなか読みづらかったが、だんだんと面白くなり結局一気読み。大切な家族の一員だったアラスカを手放した矢先の強盗事件にこの世の絶望を感じているパーケル。てんかんの発作を抱え、誰かの手助けなしには生活出来ずに自暴自棄になっているスフェン。はじめは相容れない2人が、アラスカを通じてやがてお互いを理解し希望を見出すように。みんなそれぞれ、火星に住んでるような生きづらさを抱えながらなんとかやりくりしている。自分だけが…とネガティブになるんじゃなく認め合える心と社会づくりを!2021/05/04

たまきら

38
読み友さんの感想を読んで。てんかんの発作を起こした人に本屋さんで出会ったとき、最初に周囲の人がしようとしたのが救急車を呼ぶことでしたが、側にいた方が「大丈夫です。3分ほど時間をください」と落ち着いて対応してくれました。確かその後救急車が来たんですが、あの時は知らなかったからなあ…。てんかん発作に対応できる介助犬がいるんだ…!毎日を懸命に生きる少年少女と犬、社会のお話です。素晴らしかった。2021/12/22

かさお

34
心がジャブジャブ洗われた1冊☺️今日と同じ明日が来るとは限らない。世界は突然終わのかもしれない、電気の紐を引っ張るように。そんな事を身を持って知っている少年と少女。てんかんという難病、心理的トラウマをそれぞれ抱えている。二人の間に居るのが介助犬アラスカ。昔の少女マンガみたいに、出会いは最悪、ある事件に立ち向かう事で距離が縮む。今居る立ち位置を受け入れた上で変わろうとする勇気、若さゆえの長いものには巻かれないみずみずしさ、交互にパートが進み、次どうなるん?と惹きつけられ思いがけず一気読み。素敵な読後感☺️2022/05/20

みつばちい

34
いつ起こるかわからないてんかんの発作に怯えて生きる少年スファンと、両親の営む写真店に強盗が入って父親が撃たれたトラウマで常に不安を抱えているパーケル。二人はパーケルの元飼い犬で今はスファンの介助犬になったアラスカが縁で距離を縮めていく。しかしパーケルは自分をからかったスフェンに憤りを、スフェンはパーケルのついたある嘘に憤りを感じていた、、。 感想はコメント欄へ。2021/12/16

わむう

33
第67回青少年読書感想文コンクール高学年の課題図書。転校生のスフェンはてんかん発作を繰り返し起こすため介助犬が守っている。その犬が前に飼っていたアラスカだと気づいたパーケルは覆面を被り、アラスカを取り返しにいくことにする。スフェンはパーケルだと気づかずに自分が悩んでいることを打ち明け、パーケルも家族が抱えている問題について話すようになる。 2021/06/18

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