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出版社内容情報
すずの木くろ[スズノキクロ]
著・文・その他
黒獅子[クロジシ]
イラスト
内容説明
「苦情?バルベールから?」年越しの宴の興奮も覚めやらぬ中、カズラとジルコニアは領主ナルソンから隣国バルベールに関する報告を受けていた。曰く、バルベールの国境沿いの村が1つ、完全に破壊されたらしい。バルベールはこの襲撃をアルカディア人の仕業と決めつけ、賠償金を請求してきたのだ。休戦協定の中、かつてない緊張をみせる両国。そしてカズラの胸には、すっきりしないものがうずまいていて―。「小説家になろう」発、異世界救世ファンタジー待望の第七弾。
著者等紹介
すずの木くろ[スズノキクロ]
兼業作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
niz001
9
バレッタさんがだいぶキテたなぁ。いよいよ開戦しそうな所で次巻へ。2017/08/03
うえはらちから
7
敵にもなにか知識チートが。ここからどう巻き返すのかと。kindle unlimitedに入って良かった。ずっと読んでいられる。2023/01/10
ランタン
7
期間が空いたせいで人物ほとんど忘れてるというね。イラストのクオリティは上がった気がする。2017/09/18
加賀ますず
6
裏切り、そして始まり…。不穏な動きを見せるバルベールの意図をはかりかねているところに、バレッタにアロンドが言いよるようになってきて…。シリーズも大分続いてきて厄介な問題が一気に押し寄せてくる巻。アロンドに口説かれた時に見せたバレッタの心中が印象的だった。そして妹を守るために全てを尽くしたハゼルの真のシスコンぶりにも脱帽。次巻から戦闘編に入りそうだが、異世界開拓のドキドキ感が薄れて、ありきたりな異世界戦争モノになってしまうのが懸念。2019/12/05
尚侍
6
とっても面白かった。異世界物で兵器関連の話題に触れるのは難しいので全体的には避ける傾向にある気がしますが、本作はその難しいテーマに真正面から取り組んでいるので、開始当初こそタイトル通りのやや軽い展開でしたが、今やかなりハードな内容になっているのが実にいいですね。主人公の力だけでなく現地の人たちが活躍しているのもリアリティがあるので、この先どうなるのだろうというワクワク感は今読んでいる異世界物の中でもトップクラスと思います。そして最後に特大の伏線が張られたので、続きがますます楽しみになりました。2017/08/22