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内容説明
宝くじで一夜にして40億円もの大金を手にした志野一良。お金と現代知識を使い、見事異世界の村を救った一良だったが、秘匿してきた自身の存在が、ついに領主側に露見してしまう。この窮地を切り抜けるため、一良は領主と直接面会することになったのだが―「小説家になろう」で大人気、異世界救世ファンタジー、待望の第二弾。書き下ろし番外編の「秘密の会話」では、落ち込むバレッタのフォローを頼まれた村娘・ニィナの姿が描かれる。バレッタとニィナ、女の子同士だから話せる内緒話とは―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 零細企業営業
19
領主が派遣する徴税官だと思ってたアイザックは兵団の隊長だった。そんな彼等にカズラは見つかってしまう。不法入国者だと疑いを持たれ。拘束されてしまうのだが、カズラが伝説の神、グレシオールだと名乗ると、相手はさらに不審に思あ疑いの目でカズラを見るが彼が異世界の入り口で入りすると、完全に信じて領主との面会にも協力する事になる。そしてカズラは日照りによって飢餓に苦しむ領内の人たちを助けると約束して日本で準備に入る。そんなカズラの補佐をするアイザックの副官のハベルはカズラを利用して奴隷の妹のマリーの解放しようと動く。2022/08/03
瀧ながれ
13
1巻同様、こんなに日本の商品を投入してもよいのだろうかと不安になります。…でもタイトルがコレなので、そもそもこういうハナシなのだなあ。そろそろ「異世界の人たちに日本の食品を食べさせたらどうなるか」をはっきりさせてほしいです、ヒヤヒヤする。今回は、主人公の実家の謎も湧いて出たので、続きが気になります。エピソードの構成は、もうちょっと考えてほしいな。2015/04/05
三毛猫メリー
12
2巻目になるとかなり読みやすくなりました。グリセア村が発展していることを不審に思われカズラの存在が露見しイステリアの街に行くことになった。22-112022/02/12
524
10
☆6→ 【後悔先に立たず】宝くじで得たお金で異世界の村を救う異世界ファンタジーの2巻。主人公の存在が村の外にバレ、本格的に国を救うことになる今回。主人公がその場での正解を選んでも実際は思う通りに動かずあれこれ悩む姿は好印象。だけど話全体としてみると悪党がちょこっと襲ってきただけで戦争が起きるわけでも大飢饉が起きるわけでもなく、起伏に欠ける展開が続く印象。日常系じゃないんだからやはり1冊に1つは盛り上がる展開が欲しい。【お気に入りキャラ:なし】2014/12/10
わたー
9
★★☆☆☆本編よりもあとがきの方がよっぽど波瀾万丈な感じ。日本の道具や知識を異世界に持ち込むタイプの俺TUEEEだが、いまいち盛り上がりに欠けるような印象。また、いくら身体能力が多少向上しているからといって、野盗を無傷で瞬殺する農民に醒めた。バレッタが可愛いのと、イラストが好みなのが唯一プラスな部分だったかな。その点により星プラス1。2015/05/17