出版社内容情報
明和六年、坂崎磐音は藩主の参勤上番に従い、初めて江戸の地に立った。亀戸町に父の旧知稲生実隆を訪ねるため両国橋を渡った磐音は、厄介ごとに巻き込まれる。若き日の磐音を描いた書下ろしの「橋の上」他、江戸帰着を控えたシリーズ本編を前に、江戸の街にスポットに当てた読物を収録した、居眠り磐音江戸帰着準備号。
内容説明
明和六年、関前藩主福坂実高の参勤上番に従い、二十四歳にして初めて江戸の地に立った坂崎磐音は、佐々木道場入門を控えたある日、両国橋で厄介事に巻き込まれる―。剣術家への第一歩を踏み出す若き日の磐音を描いた書き下ろし中編小説「橋の上」他、著者メッセージ&インタビュー、地図と浮世絵で振り返る“磐音が歩いた江戸”などを収録、「居眠り磐音」読者におくる江戸帰着準備号。シリーズ10周年記念特別刊行。
目次
巻頭カラー口絵
特別書き下ろし中編時代小説 「居眠り磐音江戸双紙」青春編 橋の上(佐伯泰英)
磐音が歩いた「江戸」案内(春ノ旅;夏ノ旅;秋ノ旅;冬ノ旅;江戸近郊)
著者インタビュー 磐音とともに―佐伯泰英、十年の歩み
「居眠り磐音江戸双紙」年表(第24~37巻)
著者等紹介
佐伯泰英[サエキヤスヒデ]
1942年、北九州市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒。デビュー作『闘牛』以後、スペインをテーマにした作品を発表。99年、初の時代小説『密命』を皮切りに次々と作品を刊行、時代小説の旗手として高い評価を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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