双葉文庫<br> 幻想と怪奇の夏目漱石―文豪怪奇コレクション

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双葉文庫
幻想と怪奇の夏目漱石―文豪怪奇コレクション

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  • サイズ 文庫判/ページ数 364p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575524208
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0193

出版社内容情報

いまなお国民的人気を誇る文豪・夏目漱石は、大のおばけずきで、幻想と怪奇に彩られた名作佳品を手がけている。西欧幻想文学の影響が色濃い「倫敦塔」「幻影の盾」から心霊小説の名作「琴のそら音」を経て、名高い傑作「夢十夜」、さらには今回初めて文庫化される怪奇俳句や怪奇新大詩まで、漱石が遺した怪奇幻想文学作品のすべてを1冊に凝縮! 怖くて妖しい文豪名作アンソロジー。

内容説明

「余はかねてより妖怪に逢う資格があると思っていた」―いまなお国民的人気を誇る文豪・夏目漱石は、大のおばけずきで、幻想と怪奇に彩られた名作佳品を手がけている。西欧幻想文学の影響が色濃い「倫敦塔」「幻影の盾」から心霊小説の名作「琴のそら音」を経て、名高い傑作「夢十夜」、さらには怪奇俳句や幽霊をめぐるエッセイまで…漱石が遺した怪奇幻想文学作品のすべてを1冊に凝縮!怖くて妖しい文豪名作アンソロジー。

著者等紹介

夏目漱石[ナツメソウセキ]
1867~1916年。東京生まれ。帝国大学英文学科卒業。中学、高校などで英語教師をつとめ、英国に留学。帰国後、東京帝国大学英文学科の講師となる。1905年『吾輩は猫である』を発表。その後『坊ちゃん』『草枕』など次々に話題作を発表する。07年朝日新聞社に入社し創作に専念。『三四郎』『こころ』など著書多数。『明暗』を執筆中に胃潰瘍が悪化し逝去した

東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。82年から「幻想文学」、2004年からは「幽」の編集長を歴任。11年、『遠野物語と怪談の時代』で日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まさ

32
漱石の幻想小説と言えば『夢十夜』がすぐに思い浮かぶ以外、ほかにどんな作品があるのかなと思いながら手にしたのだけど、いろいろとあるのですね。ラインナップ1番目の新体詩『鬼哭寺の一夜』から幻妖世界に惹き込まれた。夢十夜同様に声に出して読みたくなる作品でした。巻の後半に配置の『倫敦塔』や『幻影の盾』なども見慣れない作品だったけど、読んでいくと味わい深いなぁ。2021/10/30

ホシ

23
何か一つ夏目漱石にお願いできるとしたら「長編怪奇小説を書いてほしい」とずっと思ってました。本書はそんなに私にうってつけ。漱石作品の中から幻想譚や怪奇譚を選りすぐります。ほとんどが既読でしたが飽くことなく読めました。『倫敦塔』『幻影の盾』は正直、私にはちょっと難しい。好きなのは『琴のそら音』と『趣味の遺伝』。『琴の~』は要するに「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という作品ですが、ページを捲る指が止まらん(笑)。『趣味の~』は男女2人の宿業を物好き学者先生が解き明かす内容。悲恋譚だけどほっこりして好き(*´∀`*)2021/01/17

くろばーちゃん

2
漱石は読んでいない作品が多いのではあるが、こんなに怪奇幻想を書いているとは知らなかった。「夢十夜」を読むのは近藤ようこさんのマンガを含めると3回目だが、読む度に面白くなる。「琴のそら音」は琴が出てくる怖い話かと期待して読んだが楽器の琴は登場せず、おばけの話なのに吹き出してしまうような、いい話だった。「永日小品」も面白いものが多く得に「モナリサ」が好み。「趣味の遺伝」もよかった。「倫敦塔」は読みづらく、大筋はわかったが深く味わえなかった。東さん選の漱石妖句集は驚きの連続。妖しげな俳句の連続で楽しめた。2020/12/19

起死回生の一冊を求めて

1
「鬼哭寺の一夜」いいですね。これを読めただけでもいいかな。他のものは既読も多かったけど、やはり漱石は何度読んでもいいです。2024/01/23

あに

1
正直、読むのが辛かった!夢十夜は夢と幻想が入り混じった素敵な世界で大好きなんだけど、他は正直一読しても意味わからず読むのにとても時間がかかったし、完全に理解できてない。夏目漱石は苦手という意識だけが残された。2022/06/04

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