沖縄のことを聞かせてください

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沖縄のことを聞かせてください

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  • サイズ 46判/ページ数 492p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784575317145
  • NDC分類 281.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

大ヒット曲「島唄」30年、そして「復帰」50年の節目に沖縄との関わりを綴り、沖縄ゆかりの人々と語り合ったエッセイ・対談集。

内容説明

沖縄戦の生存者の証言を聞き島の悲しみを初めて知った音楽家が、「ヤマトの人間がこの曲を発表していいのだろうか?」そう迷いながらも世に問うた「島唄」。多くの称賛と批判を浴びたこの曲を歌い続け沖縄を学び続ける彼のエッセイ、そしてそれぞれの場所で「沖縄」を生きる二十代から九十代までの人々との対談。“復帰”五十年。それぞれの生を形作ってきた「なかったこと」になり得ない時間、そして島々の基層に流れる記憶の水脈に耳をすまし、「沖縄」を共に語るこの先の言葉を探す。

目次

1 沖縄の「水脈」
2 「沖縄を歌う言葉」と出会った日
3 沖縄を知ろうともしなかった僕たちへ
4 「あんたの音楽こそ帝国主義じゃないのか」
5 歌に導かれて人と出会ってきた
対話1 語られなかった個人史がある
対話2 次の回路を探す「ヤマトと沖縄」
対話3 声なき声を聞き、土地の物語を紡ぐ
対話4 記憶を手渡す、記憶を受け継ぐ

著者等紹介

宮沢和史[ミヤザワカズフミ]
1966年山梨県甲府市生まれ。THE BOOMのボーカリストとして1989年にデビュー。92年「島唄」を発表、全国でおよそ二百万枚のヒットとなる。現在は沖縄の音楽を後世に橋渡しする活動に力を入れており、三線の材料となるくるちの木の植樹、沖縄民謡の記録音源制作、新作琉球舞踊・様々な形態の歌会のプロデュースなど独自の方法で沖縄と関わり続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pohcho

59
宮沢さんによる沖縄をテーマにしたエッセイと対談集(かつてTHE BOOMが好きで、「島唄」の影響で沖縄の離島を旅した私は、あれから30年以上経ちミヤが今も尚沖縄と関わり続けていることに感嘆の思い)もともと個人の生活史が好きだし沖縄の文化にも興味があるので、対談はとても興味深かった。何でもお金に換算されてしまう現代で、お金とは違うものを大切にしようとする姿勢には共感。沖縄戦の記憶と基地問題、平和への思いについては、いつ戦争が起こってもおかしくない今、多くの人に読まれるべき内容だなと。2022/09/10

おおにし

24
「島唄」が発売されて30年。最初にこの曲を聴いたときロックバンドがなぜ沖縄民謡を歌っているのかと少し疑問に思ったが、曲に惹かれCDを買った記憶がある。本書は宮沢さん自身が「島唄」に導かれて、沖縄のために活動してきた日々がつづられている。「島唄」を発表した頃、うちなーは批判的だったが、「島唄」がきっかけで三線を習う若者が増加し沖縄民謡を保存する動きが加速された。宮沢さんは、沖縄民謡の素晴らしさを全世界に発信するとともに、沖縄民謡アーカイブ作成、三線の材料黒檀の植林活動など沖縄への貢献度の高さに敬服する。2022/06/30

紅咲文庫

17
書名が語るように、宮沢はそれぞれの人の話を聞き、対話し、自分の内を見つめては消化を繰り返す。島唄からこれまで30年間ずっとそうしてきたのだろう。ひめゆりの塔資料館から受け取った思いを曲とし、それは賛否両論を巻き起こし、起こされた風はなにかの扉を開いた。宮沢は30年間とこれからの生涯をかけて沖縄のこと、日本のこと、ここで暮らす人々のことを考え行動を続けるのだろう。1976年生まれの山城との対話にあるように、自分の知らなかったことと気が付いたことに常に誠実である姿勢が、大きなムーブメントを起こしただけでは→2022/08/30

二人娘の父

8
ひめゆり平和祈念資料館を訪れたことから生まれた「島唄」。「島唄」が沖縄に及ぼした影響は、思ったよりも大きいようだ。そのことが非常によく理解できた。宮沢氏とのレベルの違いこそあれ、「沖縄に何かを持っていかれ、沖縄から何かを持ってきた」感覚は私にも理解できる。知れば知るほど好奇心をかきたてられる感覚もおそらく共感できるはずだ。本書のメッセージは「あなたの沖縄を語れ」。「腐れナイチャー」である私が語る沖縄を聞いてくれる人はいるだろうか。2023/07/21

yuki

6
沖縄の人たちがヤマトに歴史や音楽について語っているお話です。宮沢さんが「島唄」に込めた思いがしみてきます。ますます沖縄が好きになります。2022/11/17

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