目次
第1部 少年処遇の変遷(前近代の刑事司法政策;明治維新と少年処遇;現行刑法の制定と責任年齢;刑罰を代替する保護処分;昭和二三年少年法と保護処分優先主義;少年法改正までの軌跡)
第2部 司法文化の社会学(少年司法における恥と謝罪の意義;謝罪・赦しと更生;「善人・悪人」と「大人・子ども」)
附論 親鸞聖人の「悪人正機」説とは
著者等紹介
徳岡秀雄[トクオカヒデオ]
1941年生まれ。京都大学教育学部卒業。京都家庭裁判所調査官補を振り出しに、関西大学社会学部教授・京都大学大学院教育学研究科教授・放送大学客員教授などを歴任。教育学博士(京都大学)。本業の傍ら、中央仏教学院(浄土真宗本願寺派)通信教育課程を卒業。得度修礼・教師教修を経て、2003年から布教使(助教)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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