出版社内容情報
ソニーのものづくりの根幹業務を担当し、数々のヒット商品を世に送り出してきた著者は、ソニーを卒業したあとも、一部上場企業からベンチャー企業まで、さまざまな企業の社外取締役や顧問を務めている。各社が著者に求めているのは、ソニーで培ったものづくりの精神やマネジメントで、どの企業も業績が好調だという。
ソニーの黄金期をつくったのは、井深大、盛田昭夫、大賀典雄という名経営者であり、彼らから直接薫陶を受けた著者が、ソニーのDNAを解き明かしたのが本書である。
「世界初」にこだわるエンジニア、肩書ではなく「さん」で呼び合う気さくな社風、発売の時期を決めてからスタートする独特の商品開発、徹底した品質管理、他社とのユニークなプロジェクト、世界に点在する拠点でのビジネス等々、著者の体験をあますところなく語っている。
夢や志をカタチに変えて世の中に貢献しようとするソニーのDNAこそ、コロナ禍を乗り越えるヒントともいえよう。
目次
第1章 ソニーの歴代トップが遺したDNA
第2章 ソニー流マネジメントの真髄
第3章 海外出張からの大いなる学び
第4章 企業を超えたプロジェクトの醍醐味
第5章 世界は日本と日本人をどう見ているか
第6章 日本の常識は世界の非常識
著者等紹介
蓑宮武夫[ミノミヤタケオ]
1944年生まれ。神奈川県小田原市出身。早稲田大学卒業。ソニー入社後、初期のトランジスタの開発、製造を担当し、その後、ビデオ機器・パソコン機器の設計から半導体の開発まで幅広く手がける。その中には、パスポートサイズの『ハンディカム』、最後発で参入したパソコン『VAIO』などがある。生産技術研究所所長、レコーディングメディア&エナジーカンパニープレジデントを歴任。1999年より執行役員常務としてコンポーネントや半導体事業を統括した後、2001年より執行役員上席常務として品質管理を統括するCo‐CQO(チーフ・クオリティー・オフィサー)、設計・生産・カスタマーサービス・資材調達を一貫して提供するソニーイーエムシーエス(株)副社長を兼任し、ソニーのものづくりの根幹業務に貢献(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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呑司 ゛クリケット“苅岡
おい
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