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出版社内容情報
気鋭のデータサイエンティストがデータ分析をビジネス価値につなげるために必要な考え方、統計の基礎知識、組織のつくり方を平易に解説。
【著者紹介】
アクセンチュア株式会社アクセンチュアアナリティクス日本統括
内容説明
9割の企業は本当のデータ分析をわかっていない。統計リテラシー、チーム編成、オーダーオブマグニチュード、リーダーシップ―気鋭のデータサイエンティストが教える会社を劇的に変える方法。単なる『見える化』に終わらない、分析力を駆使した『情報の徹底活用』へ。
目次
日本企業はなぜデータ分析が苦手なのか?(日本流のデータ分析とは何か)
データ分析を実践する(データ分析実践の要件とは?;データ分析を経営に活かす)
拡大するデータ分析の領域(データ分析が安全と豊かさをもたらす)〔ほか〕
著者等紹介
工藤卓哉[クドウタクヤ]
アクセンチュア株式会社。アクセンチュアアナリティクス日本統括。1974年生まれ。慶應義塾大学商学部を卒業後、アクセンチュア株式会社に入社。経営コンサルタントとして事業戦略等の策定で活躍後、異分野である公共政策を学ぶため退職留学。コロンビア大学の地球観測所において、大規模データを扱う気候変動などの環境科学政策を研究し、修士号を取得。カーネギーメロン大学情報工学修士号取得。ブルームバーグ市長政権下のニューヨーク市で統計ディレクター職を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
WATA
21
データを経営に役立てるためには、ただデータをいじりまわすだけじゃダメだよ、という本。経営者がリーダーシップを取り、分析チームを組織し、チームメンバーに理念と目標を伝えることが大切だと言う。最近流行のビッグデータ関連本ではなく、業務プロセスを改善する仕組みのつくり方を説明した本。だから、このタイトルは内容と合っていないと感じる。中身は素晴らしいのに、ちょっともったいない。2014/02/10
犬こ
18
データ分析の方法、分析に向いている人、チーム体制など、章立てごとに説明はあるものの、これから始めたい人向けを意識しすぎてか?全般的に内容が中途半端で分かりにくい気がしました。著者は統計の権威なので説話本より次回はより専門的な本を期待です。2016/01/10
きゅうり
9
データ分析の心構え。実践用ではないけど、データサイエンティストは人じゃなくちゃあできない、って重要なことですね。運用して、効果が上がるまでが仕事ですもんね。でも、ひとまずは人材がいないことには。2017/11/11
じょくぼ
3
「会社を変える分析の力」にトーンは似ているが、各分析手法について、少し深堀りした内容。「現場力」とアナリティクスをきっちり融合させて日本企業の「強み」へ、というメッセージに、すごく勇気づけられる気がした。マクロとミクロを行ったり来たりしながら組織全体で効果を追求していく、という姿勢は、この分野で成功するには必須になるんだろう。少し本筋からは外れるが、「多様性というのはデータ分析に限らず、どの組織においても、グローバルで激化する競争環境において、勝ち残るために必要な条件となる」という部分、かなりぐっときた。2014/03/02
Iron Patriot
2
Kindleunlimitedにて。 どちらかというと、データ解析の細かい統計的手法というよりは、データ解析の仕事の進め方(データサイエンティストの役割的な話、チームの話など)の方に焦点を当てている。ストーリー仕立てでわかりやすい。「機械脳の時代」と近い内容で、一人の天才的なデータサイエンティストよりチーム。 イントロとして、網羅的に、どのような時はこういう解析という一覧表があったりして、参考になる。2018/02/12