出版社内容情報
会計の新しい世界標準をわかりやすく解説。
会計の新しい世界標準となるIFRS。この新制度で何がどう変わり、ビジネスにどんな影響があるのか。コンパクトかつわかりやすく解説。
2010年3月期より任意適用が始まる新しい会計基準IFRS。この対応を誤まると、煩雑な作業と膨大なコストで社内をいたずらに混乱させることになりかねない。それを避けるためには、トップはもちろん、経営幹部がIFRSのポイントをよく理解し、導入に向けた的確な意思決定とプロジェクトの推進を行なう必要がある。
▼そこで本書は、経営的な視点からIFRSの要点を整理し、導入のために最低限知っておくべき事柄をわかりやすく解説した。たとえば「どのような経営上のインパクトがあるか」「新しい財務三表とは」「資産・負債、収益・費用計上、連結決算、システムにどんな影響があるか」「導入のためのプロセス」などである。
▼会計の変更となると、実際はかなりテクニカルで細かい実務上の解説が不可欠であるが、本書はあえてそこまで踏み込まず、経営上必要な部分のみを短時間で理解できるよう配慮した。最初に読むIFRSの本として格好の一冊。
●まえがき
●本書の使い方
▼【第1部】IFRSの前提
●第1章 IFRSの前提と三種の神器
●第2章 経営上のインパクト
▼【第2部】日本基準との差異と個別影響
●第3章 IFRSの財務三表と関連資料
●第4章 資産・負債への影響
●第5章 収益・費用計上への影響
●第6章 連結決算への影響
▼【第3部】IFRSの導入へ向けて
●第7章 システムへの影響(SE)
●第8章 導入プロセスとポイント
●あとがき 「変革に必要なもの」
内容説明
2010年3月期より任意適用が始まる新会計基準IFRS。この対応を誤まると、煩雑な作業と膨大なコストで社内をいたずらに混乱させることになりかねない。そうならないためには、トップをはじめ経営幹部がIFRSのポイントを理解し、自社の戦略を含めた、適用への的確な意思決定とプロジェクト推進を行う必要がある。本書は経営的視点からIFRSの要点を整理し、導入のために最低限知っておくべき事項を解説した一冊。
目次
第1部 IFRSの前提(IFRSの前提と三種の神器;経営上のインパクト)
第2部 日本基準との差異と個別影響(IFRSの財務三表と関連資料;資産・負債への影響;収益・費用計上への影響;連結決算への影響)
第3部 IFRSの導入へ向けて(システムへの影響(SE)
導入プロセスとポイント)