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内容説明
統合失調症に関して定着した見解の基盤となっているエビデンスを批判的に検討しながら、統合失調症に関する研究と治療の最前線を解説。脳画像、遺伝子、環境リスク因子、早期介入、動物モデルと薬理モデル、認知療法、診断という、統合失調症の研究者や臨床家が取り組まざるをえない大きな問題のほとんどをとりあげた、研究と治療の最前線で何が行われているのかを理解するうえで好適な解説書。
目次
第1部 脳イメージング―「百聞は一見にしかず」であるとは限らない
第2部 遺伝子研究は役に立つか?
第3部 疫学―本当の環境リスク因子は何か
第4部 前駆期と早期介入―それは宣伝文句以上のものか?
第5部 精神薬理学と心理学―二つの学問領域に接点はあるか?
第6部 認知機能障害―それは真実か?治療可能か?
第7部 統合失調症と双極性障害―似て非なるもの?
著者等紹介
〓刀浩[クヌギヒロシ]
1986年東京大学医学部卒業。1994年ロンドン大学精神医学研究所留学。1998年帝京大学医学部精神神経科学教室講師。現在、国立精神・神経センター神経研究所疾病研究第三部・部長、早稲田大学理工学部客員教授、医学博士。精神保健指定医、日本精神神経学会指導医、日本生物学的精神医学会評議員、日本統合失調症学会評議員、日本精神・行動遺伝医学会理事
堀弘明[ホリヒロアキ]
2002年京都大学医学部卒業。京都大学医学部附属病院精神神経科、国立精神・神経センター病院において研修。2009年東京医科歯科大学大学院修了。現在、国立精神・神経センター神経研究所・非常勤研究員、医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひろか
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