内容説明
火災多発都市江戸。出火原因のトップは放火だった。捕まれば「火刑」の犯罪に犯人を駆り立てたものは何か?動機、被害の状況、幕府の対応策、刑罰などを丹念に調べ上げた、異色の江戸社会史。
目次
序章 火災都市・江戸
第1章 炎の暗闘“江戸前期”
第2章 お七の情炎
第3章 狂走の最終現場
第4章 炎の暗闘“江戸後期”
第5章 事件簿群像
第6章 放火犯・心の発火点
著者等紹介
永寿日郎[エイジュヒロウ]
山形県酒田市生まれ。東北大学卒。ハプニング集団「ゼロ次元」に参加。その後、劇団の結成、ライブハウス主宰などを経て、フリーライター、出版プロデューサーに転じる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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