出版社内容情報
欧州側の史料のみならずトルコ語、アラビア語の文献を渉猟し、斯界の権威が中東混迷の遠因となった大戦と戦後処理の過程を描いた大作
内容説明
中東混迷の遠因となった「大戦」と戦後処理の過程をトルコ側・アラブ側の体験とともに克明に描き上げた歴史大作。斯界の権威による、学識と読みやすさを兼ね備えた中東近現代史の必読書。
目次
革命と三つの戦争―一九〇八‐一九一三
「大戦」前の平和
世界規模の動員令
一斉射撃始まる―バスラ アデン エジプト 東地中海
ジハード開始―オスマン帝国領コーカサスとシナイ半島での戦い
ダーダネルス海峡襲撃
アルメニア人の虐殺
ガリポリ半島でのオスマン帝国の勝利
メソポタミア侵攻
クートの攻囲
アラブの反乱
負け戦―バクダード シナイ半島 エルサレムの陥落
オスマン帝国の終焉
著者等紹介
ローガン,ユージン[ローガン,ユージン] [Rogan,Eugene]
アラブ近現代史が専門の歴史家。オクスフォード大学セント・アントニーズ・カレッジ・フェロー。同校中東センターで教鞭を執る。子供時代をベイルートとカイロで過ごし、アメリカに戻ってコロンビア大学経済学部に在学中、中東史に関心を持ち、トルコ語とアラビア語を修得。卒業後、ハーヴァード大学で中東研究のM.A.(1984)、Ph.D.(1991)を取得。サラ・ローレンス・カレッジ、ケンブリッジ大学の講師などを経て現職。英国オクスフォード在住
白須英子[シラスヒデコ]
翻訳家。1958年、日本女子大学英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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