出版社内容情報
イタリア・ルネサンスを体現する建築家・人文主義者であり、レオナルドに先駆ける「万能人」の原型とされるアルベルティの伝記。
内容説明
建築家にして、芸術理論家、そして人文主義者。数学、法学、古典学をもきわめた知の巨人。ルネサンスで最も創造力にあふれた人物の全業績を描く。
目次
第1章 レオン・バッティスタ・アルベルティとは何者ぞ?―一四三〇年代における自己の形成
第2章 人文主義―学問のもたらす利益と不利益
第3章 新技術から美術へ―エンジニアたちの間のアルベルティ
第4章 絵画論―アルベルティと批評の起源
第5章 フィレンツェを解釈する―読解から復元へ
第6章 宮廷の芸術家―フェッラーラにおけるアルベルティ
失われた都市―古物研究家アルベルティ
第8章 アルベルティの建築術
第9章 建築家と都市計画者
著者等紹介
グラフトン,アンソニー[グラフトン,アンソニー][Grafton,Anthony]
1950年生まれ。1975年にシカゴ大学にて博士号取得。現代アメリカを代表する歴史家で、ルネサンス文化や古典の伝統、書物や学問研究の歴史などに卓越した業績を挙げる。プリンストン大学教授
森雅彦[モリマサヒコ]
1952年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。宮城学院女子大学学芸学部教授
足達薫[アダチカオル]
1969年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得退学。弘前大学人文学部教授
石澤靖典[イシザワヤスノリ]
1968年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了。山形大学人文学部准教授。博士(文学)
佐々木千佳[ササキチカ]
1974年生まれ。東北大学大学院文学研究科博士課程後期修了。同助教を経て同専門研究員、尚絅学院大学他非常勤講師。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メルセ・ひすい
takao