ここが違う、ヨーロッパの交通政策

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 212p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784560081242
  • NDC分類 681.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「人は誰でも自由に移動する権利を有する」との、社会権に根ざした欧州各国の先進的事例を紹介。環境に配慮した都市生活のための自治体・学生・市民の必読書。街が変わる、楽しくなる!

内容説明

環境に配慮した人間らしい都市生活を送るための情報と提案。官庁・自治体・学生・市民団体の必読書です。

目次

第1章 時代を先取りするヨーロッパの交通法(ヨーロッパ・モビリティ・ウィークとカーフリー・デー/EU;シビタス―持続可能な活力ある交通都市をめざす/EU・スペイン ほか)
第2章 世界をリードする自治体の交通政策(「環境首都」フライブルクの交通政策/ドイツ;ユニークなストラスブールの交通政策/フランス ほか)
第3章 人間と自転車中心の街づくり(世界最大の自転車国際会議「ベロシティ」/EU・デンマーク;欧州初のコミュニティ・サイクル「シティバイク」/オーストリア ほか)
第4章 環境にかなった未来志向の自動車(電気自動車のパイオニア「ジラソーレ」/イタリア;EVvsHEVの熾烈な闘い/ドイツ・フランス ほか)
第5章 燃料危機と持続可能な燃料開発(ヨーロッパのガソリン価格と原油高の影響/EU・イタリア;復権かけたバイオエタノールの挑戦/オーストリア ほか)

著者等紹介

片野優[カタノマサル]
1961年生まれ。東京都立大学法学部卒業。出版社勤務の後、91年以降ウィーン、ブダペストに滞在し、現在セルビア共和国のベオグラードで出版社を経営。ジャーナリストとしては「地球温暖化」「月間廃棄物」などの雑誌に環境レポートを連載し、また旅行記事を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たー

10
沢山ページ数を割いているけど、要は自動車を締め出し、公共交通機関を充実させ、自転車を活用する形で街作りをしているということ(手法にはいくつかバリエーションがあるものの)日本は手法そのものの前に姿勢を見習う必要あり。2011/06/19

ロピケ

3
通学路について考える機会があって、読んでみました。それにしても、意識が高い所を目指していて、住宅についてもそうだけれど、ヨーロッパは規制だらけで窮屈に思えるのだが、自分の住む地域の環境を守るという線は崩さない。日本などよりヴァンダリズムがはびこって、レンタサイクルなどどのくらい盗難の被害にあうだろうと心配にもなるが、現状を変えていこうとする各国の意欲が伝わって、この世界も捨てたもんじゃないなと勇気づけられた。交通政策には、もちろんエネルギー問題も含まれていて、再生可能エネルギーにたいする各国の取り組みも。2011/07/20

メルセ・ひすい

3
15ー11 ここにきてわが国でも自治体(富山・松山市)が先頭で持続可能な街作りのために次世代型路面電車(LRT)を取り入れたり、東京、横浜、札幌、仙台でもコミュニティ・サイクルの社会実験を試行したりして交通意識が向上しつつある。道路は人のために…。「人間は誰でも自由に移動する権利を有する」との、社会権に根ざした欧州各国の先進的事例を紹介。環境に配慮した都市生活のための書。EUのベタホメは気がかりギリシャ経済の崩壊からヨーロッパ発の第2次グローバル恐慌の西欧経済の崩壊と都市機能維持への資金の停滞と都市保全2011/05/04

hwconsa1219

1
クルマに過度に依存してる我が札幌のような地方都市に、具体にどのようにマッチさせるかは置いといて、環境に配慮した交通施策には様々な「手法」が在るんだということが解る本です。2011/07/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/2979127
  • ご注意事項

最近チェックした商品