内容説明
「自然の観察に教科書は不要。強いてつくれば教師は教科書で指導して、子どもを野外に連れ出すことをしなくなる」という趣旨から、教師用書のみを作成。それまでの知識伝授型の尋常小学校理科の発想を大胆に転換した「日本型理科」の原点がここにある。昭和十六年に発刊された幻の名著を解説つきで復刊。
目次
自然の観察1(理数科指導の精神;理数科理科指導の精神 ほか)
自然の観察2(秋の種まき;とり入れ ほか)
自然の観察3(季節だより;落下傘 ほか)
自然の観察4(秋の種まき;秋の野 ほか)
自然の観察5(メダカすくい;春の種まき ほか)
著者等紹介
日置光久[ヒオキミツヒサ]
文部科学省初等中等教育局視学官
露木和男[ツユキカズオ]
日本初等理科教育研究会理事長
一寸木肇[チョッキハジメ]
神奈川県南足柄市立福沢小学校校長
村山哲哉[ムラヤマテツヤ]
東京都墨田区教育委員会統括指導主事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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