内容説明
藍色は、藍草で染めるきれいな青色だ。身近なところでは、ブルージーンズの色が藍色だ。藍は、日本でもむかしから使われてきた染料なんだ。江戸時代には、いろいろなものが藍色に染められて、ジャパンブルーとも呼ばれたよ。自分で藍染をして、藍色の美しさを楽しんでみよう。
目次
藍色って、どんな色?
ジャパン・ブルーは江戸を代表する色
藍いろいろ、古代エジプトでも染められていた
吉野川が育てた阿波の藍玉
青は藍より出で…藍色、重ね染めいろいろ
緑の葉で、藍色が染まるしくみ
いろんな染め方で藍染をしよう
まずは、生葉で染めてみよう!
生葉を煮だして染める、煮だし染めに挑戦だ!
阿波の藍師の〓(すくも)づくり
〓(すくも)で「藍建て」してみよう!
沈殿藍をつくってみよう!
茎と生葉の重ね染めを楽しもう!
黄檗との重ね染めを楽しもう!
著者等紹介
山崎和樹[ヤマザキカズキ]
山崎和樹。1957年、群馬県高崎市生まれ。1982年、明治大学農学部修士課程修了後、父・青樹(群馬県指定重要無形文化財保持者)のもとで草木染の研究を始める。1985年、川崎市麻生区に草木工房(草木染研究所柿生工房)を設立。2002年、信州大学工学系研究科博士後期課程修了。2005年、ミラノにて影山のり子氏と二人展「日本の美」と草木染ワークショップを開催。2006年、インドで開催されたユネスコ主催の国際天然染色会議で日本の草木染について発表。草木工房(草木染研究所街生工房)主宰、染色工芸家、東北芸術工科大学准教授、高崎市染料植物園講師、朝日カルチャーセンター講師、せいわ染色教室講師
城芽ハヤト[ジョウメハヤト]
城芽ハヤト。1955年、秋田県横手市生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。以後フリー。2005年、個展「若葉のころ」(ギャラリーハウスマヤ)。書籍装画ほかエディトリアル・イラストレーション多数。東京イラストレーターズ・ソサエティ会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。