出版社内容情報
2016年から開始された企業主導型保育事業は、制度発足当初から急速に増加したものの、制度の整備や審査といった「質」の部分が追いつかず、現在において様々な課題が浮き彫りになっています。
しかしながら、制度ができて間もないこともあり、経営・運営にあたっての指針となるものが限られている状況です。
本書は、「企業主導型保育所」をこれから開始しようとしている方々、そして既に運営をしている方々にとって少しでもお役に立てるような参考書のようなものがあればとの趣旨から、社会保険労務士でもあり、企業主導型保育所の経営者としても活躍する著者が、これまで積み重ねてきた実務ノウハウ・経験をあますことなく紹介しています。
企業主導型保育事業の制度概要や従業員の確保・定着、経営理念、実地指導、助成金、規程や書式例などを解説・収録。また、著者が経営する保育所「にじの園」を紹介。これからの企業主導型保育所経営の方向性とヒントを示します。
内容説明
収入構造と加算、従業員の確保・定着、経営理念、実地指導、助成金等について解説。規程や書式も収録。保育所「にじの園」(著者が経営)での実例紹介付き。
目次
第1章 現代における保育の施策と企業主導型保育事業(現代における保育の施策;現代の保育について)
第2章 企業主導型保育所の基準と収入構造(企業主導型保育所における事業類型;企業主導型保育所の基準 ほか)
第3章 企業主導型保育所の労務管理(「労務管理」とは何か;労務管理において留意すべきポイント ほか)
第4章 企業主導型保育所の経営(企業主導型保育所の経営理念;実地指導について ほか)
第5章 企業主導型保育所「にじの園」の紹介(保育理念;保育方針 ほか)
巻末付録
著者等紹介
高橋悠[タカハシユタカ]
社会保険労務士・行政書士。行政書士事務所にて約8年間、介護・障害福祉サービス事業所の立ち上げ・運営支援に携わった後、2016年10月に「ゆう社会保険労務士事務所」を開業し、その後2018年9月に「ウェルフェア社会保険労務士法人」として法人化。顧問先のうち7割以上は介護・障害福祉サービス事業所であり、業界に特化した労務およびコンプライアンスの支援サービスを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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