生きる。―東日本大震災‐生き残りし者の記

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784537258691
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

あの日、無情の大津波が奪っていったものは家と町だけではなかった。妻と子ども、当たり前だった日々の暮らし、数々の思い出の記録、そして…。体育館での避難所暮らし、家族の遺体を捜す日々、人々との交流…絶望とかすかな希望の間で揺れ動く被災者の現実を、一高校教諭の目線で書き綴った感動の手記。

目次

第1部 避難所生活十九日目―2011年3月11日~30日(3月11日(金)大震災発生当日
3月12日(土)避難所生活一日目
3月13日(日)二日目―変わり果てた陸前高田
3月14日(月)三日目―長男と再会
3月15日(火)四日目―うんこの話 ほか)
第2部 妻よ、息子たちよ―2011年4月4日~6月13日(4月4日(月)目に見えぬ力
4月7日(木)一週間後
4月8日(金)平成23年4月7日23時40分
4月8日(金)リュックサックの威力
4月11日(月)散髪 ほか)

著者等紹介

工藤幸男[クドウユキオ]
岩手県立大船渡東高校国語科教諭。1955(昭和30)年岩手県生まれ。岩手大学教育学部卒業後、教職の道に。岩手県立一関第一高校を皮切りに、県内の公立高校教諭をつとめ、現在に至る。妻と三男の5人家族。2011年3月11日、大船渡東高校で被災。住居のあった岩手県陸前高田市が大津波によって壊滅的な被害を受け、妻と次男の2人を亡くした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。