放射能と健康被害―20のエビデンス

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 209p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535983663
  • NDC分類 539.6
  • Cコード C1047

内容説明

「ただちに健康に影響はない」のウソ。「なぜ、放射能でがんになる?」「汚染食品を食べるとどうなる?」病気の予防法を長年研究してきた医師が、日本の子どもの健康を守るために、チェルノブイリ被害の恐るべきデータを徹底検証する。

目次

第1章 放射能を知る(原発事故と原爆の違いは?;なぜ放射能でがんになる?;安全基準は大丈夫?)
第2章 原発事故の病理(原子炉にどうして水をかける?;事故の原因は地震だけ?;絶対安全な原発は作れる?)
第3章 チェルノブイリの真実(チェルノブイリでどんな調査が?;子供にどんな影響が?;白血病の心配は?;大人への影響は?;遺伝する心配は?;原発から遠く離れていれば大丈夫?;心配しすぎでは?;どんな食品が汚染されやすい?;汚染食品を食べるとどうなる?;樹木や草花への影響は?;自然環境はどうなる?;誰のいうことを信じればいい?)
第4章 もっと危ないエックス線検査(エックス線検査ってどんなもの?;エックス線検査の被曝量は?;エックス線検査ののリスクはどれくらいある?:多少のリスクは仕方ない?;胸部エックス線検査と比べて少なければ大丈夫?;では、どうすればいい?)
第5章 放射能のない社会を作ろう(原発は地球温暖化対策になるのでは?;原発を止めると電力は不足する?;原発はいらない?)

著者等紹介

岡田正彦[オカダマサヒコ]
1972年に新潟大学医学部を卒業。2000年より同大学教授。医学博士。予防医療学を専門とし、米国心臓学会プロフェッショナル会員。米国学会誌IEEE Transactions on Biomedical Engineering副編集長、国内学会誌『生体医工学』編集長などを歴任。2002年に臨床病理学研究振興基金「小酒井望賞」を受賞。長年、病気を予防するための診療をおこないながら、日本人におけるがんや血管障害などの危険因子を探る調査にも取り組んでいる。また、1997年には世界に先駆けてLDL(悪玉)コレステロールの測定法を開発した第一人者。総コレステロール測定不要論を提唱、国内外で認知されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。