内容説明
それは何だったのか?われわれが何かを問いかけると、過去は必ず何かを語ってくれる。ギリシアの時代から現代まで、精神の変調・失調・異常はどのように解釈されてきたのか。狂気理解のパラダイム。
目次
それは何だったのか?
黒と白のヘレボロス
自殺論の系譜
老いた精神
古代の幻影
奇妙な食物
眠れない夜
恋わずらいの医学
魔女の告白
恵みの家
恐怖の現われ
失神の意味
酒と狂気
古い性格
伝染する非理性
精神療法以前
著者等紹介
酒井明夫[サカイアキオ]
1950年福島市生まれ。1976年岩手医科大学医学部卒業。1988年コネティカット大学医学部総合医学部門visiting professor。1990年岩手医科大学神経精神科学講座助教授。1996年同講座内教授。2001年同講座主任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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