内容説明
アメリカのみならず世界に新風を吹き込んだオバマ。彼に何ができ、何ができなかったか。中間総括する。
目次
第１部 政権運営はどの程度成功したか（オバマ大統領の政権運営―政府に対する不信感に加え有権者のイデオロギー的分裂のなかで何を成し遂げ、どこへ向かうか；大統領のリーダーシップ―キャンペーンのみならずガバナンスでも発揮されたリーダーシップ；主要スタッフの手腕―１年半でみえてきたホワイトハウス主要スタッフの政策運営 ほか）
第２部 外交・安全保障政策の評価（対欧・対露外交―欧州・ロシアとの心理的な距離を縮め外交・安全保障政策の選択の幅を広げることに成功；中東政策―「維持可能な」中東政策を描けるか；対中外交―米中の相対的力関係の変化がもたらした強いられた協調 ほか）
第３部 国内政策の評価（経済・財政―金融危機への対応に重点をおきつつも続けられた構造改革の歩み；通商政策―１年目の消極政策から２年目の輸出倍増政策へ；環境・エネルギー―クリーンエネルギーは支持されるも乏しい具体策 ほか）
著者等紹介
久保文明［クボフミアキ］
東京大学法学部教授・東京財団上席研究員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ジュール リブレ
8
中間選挙を控えたオバマ政権の”最初”(最後になるか？）の3年間を振り返って、外交・医療制度・国防・通商、といった分野別に採点した本。 思えば、日本は、こうした冷静な分析をしないで、ただ、失言した、とか、マニュフェスト違反だとか言っているけど、そんなことばかりやっていると、どんどん行き詰っていってしまいそうな気がする。。。そろそろ変えたいね2012/01/19
