目次
序章 研究の背景(研究目的、研究仮説および研究方法;分析の枠組み―用語の定義;バングラデシュ・クミッラ県の特徴)
第1章 コミラモデル―先進国が持ち込む農村開発の虚実(コミラモデルの実像―アメリカの関与;コミラモデルの矛盾;小括)
第2章 日本ODAの検証―モデル農村開発計画(バングラデシュへの外国援助―日米ODAの検証;モデル農村開発計画;小括)
第3章 クミッラ県ダウドゥカンディ郡にみる農村居住者へのインパクト―貧富格差のダイナミクス(貧困層の生活状態と参加の検証;TCCA傘下にある各組合メンバーの生活状態と参加の検証―援助への期待と依存;富裕層(既得権益者)の生活状態と参加の検証―開発・近代農法普及による利益拡大
小括)
第4章 内発的発展を担う市民社会―クミッラ県ダウドゥカンディ郡(BRAC(現地NGO)―草の根レベルでの活動と貧困女性の参加
グラミン銀行―貧困女性の組織化とエンパワメント
ASA(現地NGO)―ダウドゥカンディ郡Gauユニオンでの活動
市民社会と最貧困層の参加(2000~2012年)
小括)
著者等紹介
鈴木弥生[スズキヤヨイ]
立教大学コミュニティ福祉学部コミュニテイ政策学科教授(博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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