内容説明
「法令の形式」「法文の技術」「規定の流儀」三つのカテゴリーから条文の基本ルールを身につける。本書は2部構成となっています。第1部は「条文の読み方の視点」(あるき方)を通じて、第2部では「条文などのしらべ方」を通じて「条文と親しくなる方法」をお伝えしようとするものです。第1部、第2部とも、「ガイダンス」を兼ねた第1節の後、「法令の形式」(2節~9節)、「法文の技術」(10節~16節)、「規定の流儀」(17節~22節)、そして、まとめに代えた法令のミスの話(23節)といった切り口から条文へのアプローチを試みています。
目次
第1部 条文の読み方(ガイダンスに代えて;法令の形式;法文の技術;規定の流儀;まとめに代えて)
第2部 条文のしらべ方(ガイダンスに代えて;法令の形式;法文の技豚;規定の流儀;まとめに代えて)
著者等紹介
吉田利宏[ヨシダトシヒロ]
元衆議院法制局参事。早稲田大学法学部卒業後、衆議院法制局に入局し、15年にわたり法律案や修正案の作成に携わる。現在、大学講師の傍ら最新法令に関する書籍執筆や講演活動などを展開中
いしかわまりこ[イシカワマリコ]
北海道大学法学部法令判例新刊雑誌室助手を経て、現在、筑波大学法科大学院講師。法情報関係のコンサルタント活動、公立図書館員のための法情報調査講座講師なども務めている。ウェブサイト「法情報資料室☆やさしい法律の調べ方☆」主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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バジンガ
4
法律は、読み方、つまり「解釈」が中心になりますが、実は、実務では、法律があることを「知っている」だけで多くの問題が解決されます。読解術というよりも、そうした探し方は非常に有益でした。2012/06/01
しめ
1
講義では教えてくれない「法令読解の心得」を伝授してくれる。一見、全く関係なさそうな具体例を用意してくれている(これがまた上手い)ので、すっと読めた。2018/11/19
zero
1
◎例えに、牛丼やMAXを使うなど、分かりやすい説明。でも、内容自体は奥が深いです。2011/03/13
kou1sbt
0
役に立ちました。