買いたがる脳―なぜ、「それ」を選んでしまうのか?

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買いたがる脳―なぜ、「それ」を選んでしまうのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 313,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784534052193
  • NDC分類 675
  • Cコード C0030

内容説明

ある商品のマーケティング会議―出席者は、ITエンジニア、神経心理学者、統計学者、生化学者だ。購買トレンドを分析し、行動ターゲティングを駆使した的確なキャンペーンについて検討している。―会議室の風景がこうなる日は遠くない。「なぜ、その商品を選ぶのか」「買い物をするとき、心と体はどう反応するのか」、神経経済学、行動経済学、そして消費者心理学の観点から、ショッピングの現場をのぞくと、意外な事実が見えてくる!

目次

ショッピングを「科学」する
ショッピング現場に潜む「かくれた説得者」
「あなたの考えはお見通しです」
ショッピングはあなたの「気分」だけでは完結しない
「買い物をする脳」の中身
売り場が醸し出す「雰囲気」の説得パワー
ブランド愛―お客の感情を操作する
サブリミナルのプライミング効果
テレビがあなたを観ている
モバイルメディアのマーケティング力
究極の「買いたがる脳」
売り手の思惑、買い手の責任

著者等紹介

ルイス,デイビッド[ルイス,デイビッド] [Lewis,David]
「買い物をする脳」の分析に神経科学を応用したパイオニア的存在の研究者。「ニューロマーケティングの父」と呼ばれ、1980年代からサセックス大学でテレビCMと脳波の関係の研究をしていた。最先端のリサーチに基づくコンサルタントを行う「マインドラボ研究所」を設立。高度な技術を駆使して、買い物をするときの人の心と体の反応を研究している。現、同ラボディレクター

武田玲子[タケダレイコ]
慶應義塾大学商学部卒。鉄道および食品大手で長年にわたり広報・IR業務を経験後、翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

31
人間の脳は、わずかなエネルギーで膨大な情報処理を行い更に身体のバランスを維持するという、驚くほど効率的な処理を行っている。脳はエネルギー消費を抑えるため、過去のショッピングの経験則を無意識に活用し購買選択をしている。変化の激しい現代社会では、経験則は消費者行動を大きく左右すると言える。消費者の意思決定に大きく影響する経験則のパターンとしては、決まった店で決まった商品を購入する、他人と同じように行動する。思考よりも感情の方が購買行動への影響は大きく、本人の自覚なく消費者の感情を作り出せることが実証された。2019/06/07

壱萬弐仟縁

22
13年初出。ダニエル・カーネマンとエイモス・トベルスキーの「プロスペクト理論―不確実性下における意思決定分析」1979年(25頁)。行動経済学。’02年、エール・シュミッツ教授が脳科学や脳の画像分析をビジネスに応用する分野を ニューロマーケティングと称した(26頁)。フィッツサイモンズ:潜在的恐怖心の影響は、接触なくとも起こる。持続し、選択 に影響し、評価が変わる危険がある(62頁)。ベッリッツィとハイト:赤と青の店舗売上では、青が購入、判断も速く、 高感度が高かった(158頁)。 2015/03/30

kubottar

19
テレビにしろネットにしろ消費者になるように洗脳されてるんだよなあ・・・。読んでいてモノを売る方法よりも洗脳されていくプロセスに背筋が凍った。ビジネス書というよりホラーに近いよコレ2014/12/25

チャー

17
何が欲しいと思うときに、必要性以外の引力がいかに消費者へ仕掛けられているかを改めて知ることができた。本当に必要なものという視点では、そうそう多くのものは要しないはずであるが、提供者側は魅力や損得などといった心理的な側面から購入を強く促してくる。購入基準を改めて思い返すと、確かに実際に使うものという点では手にする場面が少ないものも多いと気づく。そのものではなくその時に得られる感情や感覚を買っているのかもしれないという気付きは無駄遣いを減らすためにも有用であると感じた。刺激的であるほど一過性であることも多い。2022/10/26

skellig@topsy-turvy

15
素材としては面白いネタなのですが、この手の翻訳物に典型的な「冗長」という欠点があります。また、著者がニューロマーケティングに携わっている人物だからか、「ニューロなら○○できる」といった売り込み的文言も目について正直ちょっと邪魔。購買に関する人間行動の分析について知りたかった情報を圧縮すれば、厚さは半分以下で済みそう。「なぜ」そうなるのか、といった科学的背景を厚くしてくれたら嬉しかったのですが、マーケティング系の本にそこまで求めるのはお門違いかもしれないので、一先ず我慢。2016/01/23

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