ブロックチェーンの未来―金融・産業・社会はどう変わるのか

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電書あり

ブロックチェーンの未来―金融・産業・社会はどう変わるのか

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月20日 03時08分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784532357368
  • NDC分類 338.2
  • Cコード C3033

出版社内容情報

■本当のところどうなのかを解説
仮想通貨を支えるテクノロジー、ブロックチェーンが注目を集めつつある。技術は未熟な面があるが、通貨、金融サービス、契約・取引、IoTなど、経済社会の広範な分野に破壊的なインパクトをもたらす可能性があります。
■豪華な執筆陣がわかりやすく、包括的に解説。実務的・学術的関心にも応えます。
本書は、金融・フィンテック事情に詳しい翁百合氏、柳川範之氏、岩下直之氏の3氏をはじめ、経済学、法律、銀行、証券、ITなど各分野の実務担当者、官庁の担当者が一堂に会して、ブロックチェーンの可能性を解説します。本書にはつぎのような特色があります。
★わかりやすさ:本書は、ブロックチェーンを技術面から解説するのではなく、その特徴やメリット。その分類、課題や実践例などを平易に解説し、広く社会への影響をとらえるものです。
★包括性:ビットコインに代表される仮想通貨、国際送金などの金融サービス、企業のサプライチェーンへの応用、電子政府への導入など、さまざまな応用事例を具体的に、包括的に紹介。日本の実証実験の状況はじめ、海外の事例を豊富に取り上げます。
★実務的な関心に応える:各分野でブロックチェーン応用の実証実験に取り組んだ当事者が、執筆に参加しています。そのため、実務に即して何が課題なのか、どのような可能性が開けるのか、実践的観点に役立つ内容になっています。官庁の担当者も執筆に加わっているので、日本政府の姿勢もわかります。
★学術的な関心にも応える:金融政策や金融規制、金融システムとの関連、法的な枠組みとの関係、経済学の契約理論からどのように説明できるのかなど、学術面も含めたより深い知的な関心にも応えるものです。
★ブロックチェーンが社会を変えていく様を展望した「未来年表」のほか、用語解説集も盛り込み、充実した内容になっています。

内容説明

通貨、金融サービス、契約・取引、IoTなど、経済社会の広範な分野に破壊的なインパクトをもたらす技術、ブロックチェーン。その特徴は?メリットは?課題は何か?各分野でブロックチェーンの応用に実際に取り組んでいる当事者らが執筆に参加。ブロックチェーンの概念、幅広い活用の実態、経済・産業・ビジネス・社会への広範なインパクトを国内外の事例をもとに解説。注目される「スマートコントラスト」の意義と課題を、法的な枠組みとの関係や、経済学の契約理論から明らかにし、学術面も含めた知的関心にも応える。

目次

第1部 ブロックチェーンは社会をどう変えるか(ブロックチェーンの特徴とメリット;ブロックチェーンの実用例 ほか)
第2部 金融はブロックチェーンでどう変わるのか(仮想通貨のこれまでと未来;ブロックチェーン技術/分散型台帳技術をめぐる銀行界の取り組み ほか)
第3部 産業インフラとしてのブロックチェーンの可能性(証券取引の実証実験とスマートコントラクト:成果と課題;エバーレッジャー社、ダイヤモンド市場への挑戦 ほか)
Appendix(未来年表:ブロックチェーンの未来像;「The DAO事件」「Bitfinex事件」から得られる示唆とは ほか)

著者等紹介

翁百合[オキナユリ]
NIRA総研理事。日本総合研究所副理事長。慶應義塾大学特別招聘教授。京都大学博士(経済学)。日本銀行、産業再生機構産業再生委員、日本総合研究所理事などを経て、2014年より現職。金融審議会委員などの政府委員を多数務める

柳川範之[ヤナガワノリユキ]
NIRA総研理事。東京大学大学院経済学研究科教授。東京大学博士(経済学)。専門は契約理論、金融契約。慶應義塾大学経済学部専任講師などを経て、2011年より現職。金融審議会委員などの政府委員を多数歴任

岩下直行[イワシタナオユキ]
京都大学公共政策大学院教授。慶應義塾大学経済学部卒業。日本銀行入行後、日銀金融研究所・情報技術研究センター長、日銀金融機構局・金融高度化センター長、日銀経済機構局・FinTechセンター長などを経て、2017年4月より現職。経済産業省FinTech研究会委員などの政府委員を多数歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

81
さまざまな分野における専門家がブロックチェーンの取組みについての提案あるいは今後の方向性について述べられていて参考になります。ただ銀行業界については全銀協の報告書の域を超えるものはないのではないかと思われます。ですので実務的な面ではもう少し掘り下げた参考書が出るといいのですが。2017/10/07

きいち

32
フィンテックは全然関心持てないし、仮想通貨も投機的な香りが強すぎて、はいはい、盛り上がっといてちょうだい…としか思えなかったのだが、何だか不祥事のあとも廃れないし…とモヤモヤしてたところにちょうどよい本。◇仮想通貨の根っ子の技術であるブロックチェーンについて幅広く議論。その意義は、情報の分散・合意・共有というコンセプトによる「改竄不可」「安全性」。とすると金そのものだけじゃなく、価格付けのあるもの全てに活かせそうだ。例えば労働市場、もっと個人の利益にかなうものにするのに使えるのでは?妄想膨らませてみたい。2018/11/03

koji

14
ブロックチェーンの研究会の成果を取り纏めただけあって、網羅的で視野が広い書に仕上がっています。上から目線で読み方指南して申し訳ありませんが、専門的な箇所も多いので、通読・精読するより、第1章(ブロックチェーンの特徴とメリット)、第4章(仮想通過のこれまでと未来)、第Ⅲ部へのガイド辺りで、概念、仕組みをさらっと頭に入れて、関心事項が書いてある章を読み込んでいくほうがいいかもしれません。その上で、最後に先ほどの3章に戻って読むと、ブロックチェーンが描くとんでもない未来図が感じられます。恐るべしサトシ・ナカモト2019/03/04

おすぷれみす

6
むかーし読んだ最初に出版されたブロックチェーンの一般向け書籍の内容からあんまり進歩してない印象。 でも目から鱗ポイントが2つ。 ①<分散型台帳技術(≒ブロックチェーン)はスマートコントラクトを実装できる>っていう説明。 スマートコントラクトのどこが革新的なん?って思ってた僕の疑問を氷解させてくれました。やっぱ全然革新的じゃなかった。 ②エストニア政府のx-roadのコンセプト。 Internet-vで十分なんだっていうモダンな思想を政府が実装してるのがすげえと思いました。 改竄耐性の議論しか無かったけど。2017/11/03

Moloko

3
ブロックチェーンに関して金融関係者や規制当局やITサービスの開発者や経済・法学の研究者等々の様々な立場から書かれたもので、各誌のコラムを寄せ集めたような内容の重複が目立つものであったが、本格的な技術論を除いたブロックチェーンの論点についてざっと纏められていて、中央管理の仕組みと比べてメリット・デメリットがよく分かった。シリコンバレーからの観点の章で、クラウドを代替するかは不透明ということで、まだまだ途上の技術なのだということを理解できた。2018/05/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12230170
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。