内容説明
チューリップ熱、南海泡沫事件、世界大恐慌、リーマン・ショック―。なぜバブルは繰り返し発生し、人類はそれをコントロールできないのか?豊富な事例を引きながら古今東西の金融危機の歴史を網羅した名著の増補改訂版。
目次
金融危機―繰り返されるテーマ
典型的危機の解剖
投機熱
火に油―信用膨張
決定的段階―バブルが弾けるとき
陶酔感と紙の資産
バーナード・マドフ―詐欺、不正、信用サイクル
国際的な伝染 一六一八~一九三〇年
バブルの伝染―メキシコシティ、東京、バンコク、ニューヨーク、ロンドン、レイキャビク
政策対応―傍観、勧告、銀行休業
国内の最後の貸し手
国際的な最後の貸し手
リーマン・ショック―避けられた恐慌
歴史の教訓
エピローグ 二〇一〇年~二〇二〇年
著者等紹介
キンドルバーガー,チャールズ・P.[キンドルバーガー,チャールズP.] [Kindleberger,Charles P.]
1910年生まれ。1937年、コロンビア大学で学位取得。1948年からマサチューセッツ工科大学(MIT)に籍をおく。同大学名誉教授を経て、2003年没
アリバー,ロバート・Z.[アリバー,ロバートZ.] [Aliber,Robert Z.]
シカゴ大学名誉教授。国際経済・国際金融を専門とし、為替変動や多国籍企業の行動などを精力的に論じている
高遠裕子[タカトオユウコ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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